2022年初のドクツルタケと、早朝散歩で遭遇。大興奮であります。 [きのこ]
2022年8月。
今日の関東は、命にかかわるほどの暑さになるぞ、と気象庁さんから脅しがあったので、朝散歩は早めに出発、早めに帰宅としました。5時前に家を出て、7000歩くらい歩きます。
今回は趣味の「きのこウオッチング」は我慢し、歩くことに特化と考えていたのですが、人生とは不思議なもので(と大げさに言うのもナンですが)、そんなときに限って、ナイスきのこに出会ってしまうのでした。これを観ないと、きのこシーズンは始まらない!とワタクシが惚れ込んでいる、
猛毒きのこ、ドクツルタケ、であります。直射日光の当たらない林の斜面にふたつ、妖しく白い姿を現しております。
待ってました!とばかりに私にむらがる蚊の攻撃などなんのその。林に分け入って、対象に接近・接写するのがウオッチャー魂つうもの。カサ直径は5センチ程度と小ぶりですが、つややかな表面はドクツルタケのベスト状態、まさにジャストタイミングですね。
おそらく、明日にはカサが逆ぞりに開いて形状の美しさは失われ、表面は暑さで傷んでしまうことでせう。
ドクツルタケの特徴といえば、まず、かさの下にあるスカート状ヒラヒラ。本物件はそれがガッチリしているのが嬉しい。もう一つの特徴は、柄の表面の独特な「がさつき」で、これもハッキリ分かります。
これだけ明確な外見の特徴をもった猛毒きのこでありながら、誤食して中毒する事例があるそうで、うーむ、と唸ってしまう。私の出身地、北海道では秋に、落葉きのこ、ボリボリといった可食きのこがわんさか生えましたが、コレラタケ(猛毒)という外見が似た落とし穴があります。私は見た目で区別できる自信がないです。しいたけ(可食)とツキヨタケ(毒)なら区別はつくけど。。。って、なんのハナシじゃろ。そう、ようするにワタクシのようなシロウトは、自分で採ったきのこは食べず、スーパーで買うのが無難よね、つうこと。
さて、ドクツルタケ観察で手足を蚊に食われまくったし、そろそろ移動しましょうか。今日の散歩コースは後半に、やぎのメイちゃんがいるのでちょいと声をかけましょう。夏でも元気なメイちゃん、可愛いなあ。
ふとみるとメイちゃんテリトリーの巨木の幹に、なにやら白いきのこがある!
おお、こんなところにもドクツルタケか!?
と思いきや、これはサルノコシカケの幼菌ですね。お若いので真っ白であります。
きのこ君には、頑張って大きくなれよ!と声をかけ、メイちゃんには、じゃあね!またねえ!と声をかけ、実りおおき本日の早朝散歩の報告は以上であります。チャオー。
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