梨の名産地、千葉県市川市の農家さん直売所。袋詰めの幸水梨がサイコー。 [日常]

2022年8月。

今日は先日観た映画「炎のデス・ポリス」について書くつもりが、暑さのせいか頭がうまく回らず、内容を変えて「梨」について、であります。

ワタクシの住む千葉県市川市は、梨の名産地で、市内に60軒以上もの梨農家さんがあります。8月が梨シーズンの開幕で、最初にスーパー店頭に並ぶ品種は幸水(こうすい)です。みずみずしく甘みがあってワタクシのお気に入り。

ここから世知辛い銭のハナシに落ち込むことをご容赦ください。幸水梨は標準サイズで1個が250g~330gとなっております。地元スーパーの店頭では、3kg(11個)はいった袋で、3,000円くらいが相場値となりましょう。ざっくり1個270円てな感じでしょうかね。

さてワタクシの場合、梨はスーパーマーケットでは買いません!(←無駄に力を入れてみた)

どこで買うか、つうと、市川市の大町というエリアにある農家さん直売所であります。この界隈には50軒以上の梨農家さんが軒を連ねておるのです。朝9時、自宅からクルマで15分ほど走って大町に到着。各農家さんが出す直売所の様子をちょいちょい眺め、いい感じの(=お買い得の)袋詰めがあったら即・購入であります。

ここでのポイントは贈答品(A級品)ではなく、B級品を狙うこと。B級品といっても味がマズいわけではなく、変形、日焼け、キズなどの外見上の理由により小売店に卸せない梨ですね。直売所では、それらを袋詰めして激安で売っているんですな。前述のとおり、味はA級品となんら変わりません。これを買わずに何を買うんじゃ!てなもんであります。

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この日の成果は幸水梨8個で税込1,000円の袋詰め。1個あたり125円という破格の安さ!ちなみに重量を測ってみると、トータルで2.2kgでした。

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前述の「3kgで、3,000円」と比較しても「2.2kgで、1,000円」がいかに安いかお判りでしょう!どや!・・・とゼニ勘定のセセこましい内容でスイマセン、と二度目の謝罪。で、私が言いたいのは、梨に限らず農作物つうものは農家さんの直売所で買うのがお得じゃ!という当たり前のコトなのですな。

とりあえず買った梨を包丁で切って、パクリといただきましょう。期待通り美味い!こんなに美味しいのにB級と呼ぶのか?とむしろ腹が立つね。

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ちょっとしたキズ、形がイビツ、表面色が不均一という程度で「B級」「二級」にしちゃうのは、いかがなものか。味が同じなら外見なんて別にいいじゃん、と思う。見栄えがそんなに重要か?

実際のとこは知らないけど、曲がったキュウリとか、二股に分かれたニンジンなどは売り物にならないので、捨てることさえあるらしい。「モッタイナイ」という素晴らしい単語を有する日本民族が、こんなんで良いのか!とまたぞろ憤ってしまうワタクシです。

これって、農家さんが悪いわけではなく、色や形(=見栄え)に異常にこだわる消費者側の問題に思えます。また農作物を高く売りつけたいがゆえ、B級品を市場に出したくないという関連業界の悪意を感じます。

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以前も当ブログに書いたけど、海外ブランドバックの販売店の方が、「内側にキズがある、という理由で買ったバックを返品するのは日本人だけ」とおっしゃっていました。そういや、日本国内を走っている自動車のほとんどはキズもヘコミもなくピカピカですな。お門違いな意見かもしれないが、表面の美しさ、形の均一さ、キズの無さを礼賛し、そうでないものは一律ダメ!みたいな発想、それこそ貧しい思想だと思う。

ま、人それぞれですからね、どうでもいいか、とエラソーにさえずったところで今日はお終いっ!以上。

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