長崎は今日も雨だった・・・みやげは酒のつまみに最高の「からすみ」で決まり！

12月某日は長崎への出張でした。

長崎市街の朝。冷たい雨が降りしきり、寒い！

ものすごく寒い！

中華街の門あたりで雨はみぞれに変わりました。歩いているひとたちは軒下に避難したり、目的地へとダッシュしたり、とちょっとしたパニック映画の一場面風であります。ひとけのなくなった中華街の門です。

次の打合先、博多へ移動する前に、早朝の市街を散策したかったけど、この天候じゃあ無理というもの。宿泊していた思案橋（しあんばし）から少し離れた眼鏡橋（めがねばし）まで、久しぶりに歩こうかなあ、と思ったんですけどね・・・。

とりあえず路面電車でＪＲ長崎駅へ移動しましょう。

相変わらず空はドンヨリ。突然、ゲリラ的に雨が強まるので、街のようすを写真に撮ることもかなわず、ほうほうの態で駅舎内へ避難します。薄暗い空。中原中也でなくても曇天は悲しいのだ。ああ、長崎は今日も雨だった～♪　（←歳が分かるなあ）

ＪＲのホームへ入ると、あれれ、幅１メートルほどの見事な模型が。これ、行こうとしていた「眼鏡橋」の精密模型ですね。実に精巧。じーっと凝視してしまいました。

寒さと雨（＋みぞれ）は厳しかったけど、眼鏡橋（模型だけど）も堪能したし、さあ博多へ移動だ！

以上、長崎出張の一幕でした。ちゃんちゃん。

・・・じゃなくってえ。

この記事の題名だ。そう。長崎みやげ「からすみ」の件であります。

酒のつまみベスト１は何か？と問われれば、ワタクシは即座に「からすみ」と答えるのであります。ボラの卵巣を塩漬けし表面を繰り返し磨きながら、味を熟成させた珍味の王様。原料（ボラ）はオーストラリア産でも、長崎名物です。

材料もさることながら、作るのに手間がかかるのでしょうね、お値段が高い。したがって、そうそう買えない。しかし長崎に来たノンベイとしては、どどーんと購入。

自宅に持ち帰り、さあて、からすみを肴に酒呑むぞお！と意気込んだその日。「にしんの昆布巻き」「ほたての旨煮」など、これまた酒の肴系ブツがお歳暮に届きまして、からすみはもったいないので食べずにキープすることに。嗚呼、悲しき貧乏性・・・とほほ。

ちょうど家の飼い猫、もこが近くに寝てたので、からすみ、と、ツーショット。

ホットカーペット上で出会った猫とからすみ。デュシャン先生でなくても、じゅうぶんにシュールレアリズムであります。なんのこっちゃあ。

てなわけで、長崎出張のご報告は、これでお終い。はいっ。