パン作りを失敗。やはり師匠のお言葉は深いなあ、と改めて気付いた日。 [料理]

先週のことですが、久しぶりにパンを作ろう、と思い立ったわけです。

パン作りは昨年5月にもブログに書きました(記事は→クリック)、そこで「発酵と焼き方さえ間違えなければ、パンは失敗しない」と、私はエラソーに述べたわけです。

ごく例外を除いて、パンは全材料を最初に混ぜるため、材料の分量さえ間違えないかぎり「味」には失敗がありません。ただし発酵と焼きでミスをすると、あっけなく、食感ムチャクチャな失敗作ができあがるわけです。

さて、先週、私が作ったのは「くるみパン」でした。

家を引っ越した昨年11月以来、パン作りからご無沙汰だった私、多少の不安はありましたが、まあ、記憶をたよりになんとか作れるだろ・・・とタカをくくったのが敗因でした。以下、「パン作り、失敗までの道のり」であります(うーん、なんとネガティブな題目であろうか・・・)。

ほのかな紅茶テイストにしようと、会社の後輩Kさんからいただいたロンドンお土産の紅茶葉から、少し濃い目に色を出します。

パン1.jpg

塩はこだわりの「五島列島、しまそると」!(たぶん、パンの味に関係ないけど)。

パン2.jpg

300gの北海道産小麦粉、バター、砂糖、塩、紅茶水、少々の牛乳、くるみ。全材料をパンこね板の上で、こねてこねて(ふーーっ、夏はキツイ!)・・・途中はしょって、二次発酵前の状態がこれですね。

パン3.jpg

二次発酵で、ここまでタネが膨らみます。

パン4.jpg

上から小麦粉をパラパラとふりかけて・・・

パン5.jpg

で、焼きあがった状態が、ジャーン!これであります。

パン6.jpg

一見、な~んの問題もなくパンが出来あがったように見えますが・・・。

自慢しようと、翌日、職場に「作品」を持参し配布。で、自分でも一個食べてみたところ、そこで気がつきましたね、失敗したことに

ずばり焼き過ぎだったのです。焼きが長かったため、しっとりさが失われ「ぱさぱさ食感」になっているぞ・・・ありゃあ、やっちゃった。

あれほど師匠から「発酵」と「焼き」には注意せよ!と言われていたのに、教えをおろそかにし、15分焼くべきところを、つい20分も焼き、水気がすっかり飛んだという・・・申し訳ございません!師匠!

今後は己を過信せず、レシピを復習してから作業することを誓います!

・・・って、高校野球の選手宣誓かよ?

ちなみに、パン作り趣味の方のほとんどが、「焼き温度」と「焼き時間」を超重要ファクターだとおっしゃいますね。やはりこれが、パン作りの肝、いや、金言なのでしょうね。

そういえば、以前、パン作りとデューラーの「メランコリア」が好き、という美人と仕事でおつきあいがあり、彼女も同じことを言ってたなあ。まあ、私は、パンの話よりも、「メランコリアが好き」という発言のほうに食いついちゃいましたが・・・。

私も大好きなデューラー作「メランコリア」、こんな作品です・・・って、今日はそんな話題だっけ?まあ、いいか。

メランコリア.jpg

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