春の楽しい工作。PC用の机の横幅を広げてみました。 [日常]
2023年4月某日。
関東は快晴、無風、気温ちょうど良し、で屋外作業にはバッチリです。早朝散歩(約5km)を終え、洗濯をして、自宅まわりの雑草抜きと、落ち葉の掃除をし、庭の植物に肥料をまいても時刻は午前9時。この晴天を活かす作業はないものか・・・としばし考えたワタクシ、そうだ!あれをやろう!と思いたったのです。
楽しい楽しい工作作業、いわゆるDIY、日曜大工ってやつね。
とはいっても、タレントのヒロミさんのようなスゴイ作品を作るわけじゃなく、出来合い木材でチャチャッとテキトーに済ますレベル。でも、作業することに意義があるのだ!頑張るぞお~。
で、何を作るか(するか)です。目的のないDIYなんて無いもんねえ。
自宅でPC作業用に使っている机。1990年8月(30年以上前)に自作したものだけど、天板幅が90センチと狭く、脇に書類が置けずに不便だな、と常々思ってたわけです。右脇デッドスペースに置ける棚を買う手もありますが、そこまでしたくない、つうか、お金がもったいない。やりたいのは「机の横幅を広げる」ことであり、それなら安価に工作できるよ、つう結論。
幅25~30センチの平板を机の右に付け足す、という基本方針を固め、物置きをごそごそ物色。出てきましたね、幅25センチ、奥行き50センチ、厚さ1センチの安っぽい板。少々の湾曲は、ご愛敬ということで。。。
次に、この板をどうやって机に取り付けるか、というテーマ。答えは一択、蝶番(ちょうつがい)2個を使います。なぜ蝶番か?という理由は後で説明(もったいつける事でもないけど)。またぞろ物置き内をごそごそ探し、幅3.5センチのブツ2個を発掘。この蝶番を使って、平板を机の右側に取り付けます。飼い猫そらが興味津々のご様子。
蝶番を使っているので、板はこのように可動しますね。
さて、このままじゃあ板の上に書類は置けません。平板を水平に保つ工作が必要です。と、おおげさに書いたけど、よーするに、脚を作るわけです。飼い猫そらは、かまってもらえないので不満そうです。
平板を水平に保つための脚の高さは、巻尺君によれば、66センチだという。幅40センチの平板でさっそく脚を作っていきましょう。ちょいちょいと切断線を書き込んで・・・。
ここから屋外での作業になります。陽の光を浴びながら、線に沿ってノコギリで板を切り、脚の部品の出来上がりですぜ。ふふふ、順調、順調。
木工用ボンド君の力を借りて板を接着します。ボンドが乾燥するまで赤いビニールテープで仮固定。脚は強度を出すためT字に組みました。床に接する下面には、使わなくなった丸い木製コースター(厚さ1センチ)をボンドでくっつけました。
ここまで出来たら、いったん作業をやめ、半日ほど放置しましょう。千葉県議会の議員選挙の投票に行ってから、NHKのプロ野球中継「オリックス VS 日ハム」の試合を観て、日ハム快勝を確信したところで、作業に戻ります。どれどれ、「脚」を平板の下に置いてみようかね。
おお!バッチリじゃないか!
ここで前述の「なぜ蝶番をつかったか」の理由です。いくら頑張っても、こちとら木工職人ではなくシロウトです。正確な高さ(長さ)の脚を作るのは容易ではありません。なので、高さが数ミリぶれても、平板をきちんと脚に乗っけるためブレ吸収の「バッファ距離」を確保するわけです。蝶番なら上下に可動するので、それが可能つうことですね・・・と、たいした話でもないのにエラソーに語ってみました、わはは。
作業の話はこれでお終い。完成状態がこれです。こーゆー雑な工作を「とってつけたよう」と形容しますが、商品として売るでなし、自分が機能に満足すればそれで良いの、つう割り切りが大切ですな。
机の幅が25センチ広がったことで、置き場所に苦慮してきた手帳、ノート、ペンケースを置くことができ、作業環境は格段に向上しましたぜえ(自慢)。
さて、DIY改良された机で、月末バイト仕事の資料でも作ることにしましょう。いや、その前に、PCで軽く麻雀ゲームかなあ・・・。本日は以上!
千葉ロッテの佐々木朗希投手の160km/h超え剛速球を、マリンスタジアムで堪能したハナシ。 [日常]
2023年4月。
ハッキリ申し上げて、今日は、自慢話、であります(私が自慢するのも妙だけど)。
昨日、4月6日(木)。プロ野球、千葉ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムで、平日にもかかわらず、14時開始のデイゲームが開催されました。ワタクシと家の者は、観戦すべくトコトコと球場へ向かいました。カードは「千葉ロッテマリーンズ VS 北海道日本ハムファイターズ」であります。
北海道出身で、千葉県在住のワタクシ、言ってみれば、日ハム、ロッテのどちらにも縁がある。なので、片方のチームに肩入れするでなく、どちらも頑張れ~~と穏やかな気持ちで試合を拝見できるわけです。座席は「アウエー側が空いているだろう」つう単純発想により、3塁側つまり日本ハム側の内野指定席を予約しました。
現場に着いて驚きました。平日デイゲームというのにビッチリ観客が入っております。ふふ、ワタクシはその理由を知っているのである。
ここからが自慢です。なんと、ロッテの先発投手は、WBCでも大活躍した令和の怪物こと、佐々木朗希さんなのでした。ワタクシは、生・朗希さんの投球を観たのだあ!どうだ!すごいだろう!(←完全に自慢モードですな)。
そう、球場が観客でいっぱいなのは、1週間ほど前、朗希さんの初登板は4月6日、という情報(憶測)が流れたためですね。私がチケットを予約した3月29日の時点では、内野席、外野席とも空いており(つうかガラガラで)どのエリアも簡単に席が取れる状態でした。よーするに、朗希さんの登板を知った老若男女が、あわててチケットをとり球場に詰めかけたつうこと。う~ん、朗希さん人気、恐るべし!!!
ま、そんな分析は良いとして、肝心の試合について、です。
いやあ、凄かったなあ!1回の表、日ハムのバッターに対し、佐々木朗希さんは、160km/h超えの剛速球をバンバン投げ込むわけです。私の席は球筋を横から観られる位置だったので、ボールの速さをバッチリ実感できちゃうのです。球速160km/hのスピードボールを「横」から、それも「生」で観ると、えげつない速さだと実感できましたね。速くて怖いくらい。
試合開始早々、朗希さんのこの日の最速、164km/hのストレートが飛び出して、球場全体は大興奮であります。2回以降はペース配分を考えたか、速度は控えめになりましたが、それでも、150km/h後半はふつうに出ており、ド素人のワタクシは、150、160、は「どっちも速い」ので、よう区別がつかんかったですわ。ははは。
朗希さんは2ケタ奪三振、6回無失点、ロッテ2点リードでマウンドを降りました。その後、ロッテに追加点が入り試合は6対1、ロッテの快勝で終わりました。パチパチ。。。
今期の初登板を勝利で飾った朗希さんが、当然のごとくヒーローインタビューのお立ち台に立ち、観客はやんややんやの声援であります。ところで私が座った3塁側席は、アウエー=日本ハムの応援サイドなんだけど、まわりはロッテのユニフォームシャツを着たロッテファンだらけで、これじゃあ日ハムのファン、肩身が狭いよなあ。
負けたうっぷんを晴らそうとキツネダンスを踊るヤツ・・・さすがにおらんかったですな。
それにしても、惨敗した日本ハム。ピッチャーはまだしも、打線のあまりの貧打っぷりに、なんだか悲しくなりました。毎年ブレイクが期待されてはイマイチ成績でシーズンを終わる清宮幸太郎さん。朗希さんの前に、2打席連続で三球三振を喫していましたね。バットにボールが当たる気がしなかったもん。
う~ん、新庄監督の悩みは深そうです。最下位に沈んだまま、日ハムの2023年が終わらないことを祈るばかりです。本日は以上!
葛飾区 金町の北海道ラーメン「さっほろ」の塩ラーメンが、私の好みにバッチリだったつう話。 [日常]
2023年4月。
前回記事に記したとおり、4月3日は、東京の下町、葛飾区の金町と亀有をプラプラ散歩したわけです。自宅に帰って、家の者に街の様子を報告しておると、スマホをいじりながら、ふ~ん、と気のない相槌を打っていた家の者が、突然「それ、いいじゃん!」と声をあげました。「ん?何が?」と問うワタクシに対し、家の者は「その札幌ラーメンの店、良さそうじゃん!」と返すのであった。
なるほど。JR金町駅の北口側で見つけた北海道ラーメン「さっほろ」さんのくだりに食いついたわけね。家の者もワタクシも北海道出身ゆえ、地元ラーメンには思い入れがあります。しかし家の者は、こんな念押しも忘れません、いわく「さっほろ、と名乗るからには、西山製麺の麺を使ってるんだよね?」。
ウムム、良い指摘です。札幌市白石区に工場を構える西山製麺さんの、あの黄色いちぢれ麺があってこその札幌ラーメンですもんね。万が一、関東に多いストレート麺とか、無駄に?ぶっといもちもち麺だった日にゃあ、「看板に偽りありじゃあ!」と叫び店内で暴れそうです。60歳にもなってモメゴトはご勘弁なので、ネットでサクッと確認しました。
なんと!「さっほろ」さんは西山製麺さんから麺を仕入れているという。やりましたあ!バンザイ~!バンザイ~!と食べてもいないうちから浮かれてはいけません。
以上の前段があって、昨日(4月4日)。ワタクシと家の者は、店が混雑するであろう昼飯時を避けるタイミングで、自宅からクルマで金町へと向かいました。
金町駅近くの駐車場に車を止め、13時ちょうど、さっぽろ、ならぬ「さっほろ」さんへ入りました。1階(カウンター席)は満席で、2階のテーブル席へと案内いただきました。お、店内、いい感じじゃん。
ありましたね、西山製麺を使っている旨が、大きく掲げられております。期待が高まりますなあ。
ワタクシのチョイスは「塩ラーメン」であります。札幌ラーメンといえば、味噌でしょ?と通ぶるヤツがおりますけど、ワタクシ、初めての店では「塩」を食う、と決めております。なぜなら、塩ラーメンは味のごまかしが効かないからネ・・・と、通ぶってるのはオレのほうか。
で、「さっほろ」さんの塩ラーメン、950円也、がテーブルに登場、こちらであります。
お!白いどんぶりに映える黄金色のスープ。注目の麺を、どれどれとすくいあげてみると・・・
おお~!まさしく札幌西山製麺さんのちぢれ麺じゃ。そう、これでなくちゃあねえ~~。
で、TVのラーメン番組っぽくて嫌だけど、このラーメンは美味いっ!と言いきります。スープはギトッとしておらず、よく言えばスッキリ、悪く言えばパンチが無い、って評価になるけど、そもそも塩ラーメンにパンチなんて要らんわけです。スッキリ、アッサリしながら、しみじみする旨み、ほどよい塩味とのバランスがなんともステキなのですよ。個性を出そうとか、他店との差別化を狙って、ついやり過ぎちゃうラーメン店が多い中で、王道を往く矜持が嬉しいじゃないですか。
ハッキリ言って、私の実家のある札幌で食べる本場(?)のラーメンよりも、ここ「さっほろ」さんの札幌ラーメンのほうが、私の好みにバッチリ合致しております。いやはやご近所散歩をきっかけに、瓢箪から駒、の大発見でしたなあ。ちなみに家の者は「辛味噌ラーメン(の辛さ控えめ)」を選び、それでも辛い辛い、と言いながらも美味そうに完食しておりました。
お店の方に「大変に美味しかったです!」と偽りなき感想を述べて、お店から撤収。う~ん、満足じゃ。で、そこから歩いて1分もいかないうちに、飲食店前の行列に遭遇です。どうやら開業ホヤホヤのラーメン屋さんのようです。
「昆布水つけ麺」という文言が気になります。麺をつけるたれに昆布を溶かしてあるのか?
興味が尽きない葛飾区金町の飲食店街。こうなったら町に通って追求・深堀りしかないでしょう。行程は、昼にラーメンを食べて、そのあと区立図書館(金町駅の南)で本を読み、15:30開店の銭湯「金町湯」さんで風呂につかって、最後は喫茶「田園」さんのナポリタンスパゲティで締める。うわあ、完璧じゃないの!と、新たな計画が生まれたところで、本日は以上!ご安全に~~。
葛飾区の金町→亀有をプラプラ散歩。 [日常]
2023年4月。
無職プータロー生活の大きなメリットは、朝起きて外を眺めて天気が良さそうであれば、平日・休日に関わらず、ホイホイと散歩に出かけられること、であります。今は4月。日中は寒くも暑くも無く、散歩にピッタリの時期なのですなあ。
昨日(4月3日)はとくに理由はないけど、江戸川をはさんだお隣の街、東京都葛飾区まで散歩するぞ!と思い立ち家を出たのが午前9時30分。自宅のある千葉県市川市から、まずは葛飾区のJR金町駅まで約5kmをトコトコと歩きました。途中の景色といえば一面に広がる松戸の畑であります。
宅地化の波など、ここには来なかったかのような広大な野菜畑。特産「矢切ねぎ」の畑では、ネギのてっぺんに顔を出した、ねぎぼうずが可愛らしいのであります。むふふ。
歩くこと約1時間、JR金町駅に到着です。この街に来るのは2年ぶりかな。駅界隈の変化などチェックしようと、駅北側、南側の商店街をゆるゆると物色であります。
金町駅の北口から徒歩30秒。お、ありました!ザ・昭和のテイスト、喫茶「田園」さんでございます。ワタクシが愛するナポリタンスパゲティが、メニューに掲げられております。手前に置かれた花の鉢が、メニューのナポリタンにかぶっておりますが、こうした「細かいことを気にしない」とこすら良き味ですなあ。
残念ながらナポリタンを美味しくいただけるほど空腹ではなく、今回は「田園さんがご健在」つう確認のみで満足しましょう。次回はナポリタンを食べるぞオ~。ちなみに、近くには「純喫茶シャレード」さんという、これまた昭和テイストなお店があり、そちらのナポリタンもなかなかに良い!と申し添えておきましょう。
さらに北側商店街を散策していると「クレイジー餃子」なるお店に遭遇。おお、迫力ありますなあ。
店外の写真入りメニューを見る限り、とくにクレイジーな感じはなく、どれもふつうに美味しそう。女性3人組がメニューの前で「クレイジーは無いわよね~」「ちょっと怖いよね~」などと語りあっており、この店名、良いのやら悪いのやら。。。
次に注目したのが、油そばのお店。「ツボミ」という店名はフツウで良いです、少なくとも「クレイジー油そば」よりは安心です。が、看板に書かれた「背脂の魔術師」なるキャッチコピーが気になります。
「塀際(へいぎわ)の魔術師」といえば元・読売巨人軍の高田繁さん、「ピアノの魔術師」といえばフランツ・リスト。とすれば、「◯◯の魔術師」を自称するには相当の自負と勇気が必要と思うわけです。ましてや「油そばの魔術師」ではなく「背脂の魔術師」つう点がニッチすぎますね。麺やスープではなく、背脂ですよ、背脂。うーん、怖いモノ見たさでチャレンジしたい気もするが、そもそもギトギト脂に弱いワタクシ、無理をせんでおきませう。はい。
ひととおり金町駅の界隈を眺めたので、一駅お隣の亀有(かめあり)駅までテクテク歩いてみます。途中、遭遇した銭湯「金町湯」さんの建物が実に渋い!ちょいと感動。映画「湯道」に登場した銭湯のような立派な構えで、これは絶対に行かねばならん、とココロに誓った次第。
15:30に開店ね、サウナもあるのね(男女入れ替え制)、木曜はお休みなのね、と基本情報を脳内にINPUTし、こりゃ楽しみが増えたわい、とニヤニヤしながら歩きはじめます。
亀有駅近くのショッピングセンター、アリオ亀有に到着。店内をちょい眺めてからJR亀有駅へ移動。さすがに腹が減ったので飯・・・にしようと思ったら、駅前のお菓子屋「亀むら」さんが目にはいり、220円の「生クリームどら焼き」を購入しちゃいましたあ。冷凍品ゆえ解凍までしばし待って、駅の南の公園のベンチでいただきました。小倉あんとクリームの相性バッチリ、こりゃあ美味いねえ~~。甘すぎないのが良いですなあ。
以上、葛飾区の金町→亀有、と散歩した良き1日でありました。なんと楽しかったことよ。
松戸経由で自宅へ戻り、携帯の万歩計機能をチェックしたところ、歩行距離は13km。うーん、どうりで太ももの筋肉が張ってるわけだ。さあて、今日は散歩はお休みして、酒を吞んで寝るだけだぜ~と、それはそれで楽しいのよ。オレ、まさに「飲酒の魔術師」・・・って、それじゃあアル中だろう。本日は以上!
江戸川の河川敷は、アブラナの黄色い花が満開です。 [日常]
2023年3月中旬の某日。
関東は快晴、風が穏やかなので、少し長めにご近所散歩です。約2時間ゆっくり歩いて距離は6~7kmってとこですね。コースは江戸川河川敷に沿った土手上の道です。この時期、両側にはアブラナの黄色い花が咲き誇っており、まるで絵具の黄色、つう表現も変だけど、黄色の鮮やかさが目にしみます。
これがアブラナの花。まじまじ見るのは初めてです。ふーん、こういう造形になってるのね。
開花前のつぼみは食用にできるらしく、ご近所の方々が頑張って採取しておりますな。
江戸川をはさんだ東京側(葛飾区)へ目をむけると、手前の平地の桜が、1本だけ、ほぼ満開であります。ほかの桜たちが、まだ一分咲きなのと対照的であります。いるんだよなあ、こうゆう気の早いヤツ・・・。
松戸のネギ畑のほうを眺めますと、こちらものどかです。ゆるいよ、ゆるすぎる・・・。
散歩を終えて自宅に帰ると、飼い猫そらがPC作業時の椅子で日向ぼっこしながら爆睡中。う~む、こいつもゆるいぞ、ゆるすぎます。
陽気のせいでしょうか、ワタクシも、飼い猫と同様、な~んもやる気が起きずノホホン気分で1日が終わったのでした。生産性ゼロの内容で失礼しました~。本日は以上!
天気が良い日は、森へ行ってお弁当を食べるのがサイコー!というハナシ。 [日常]
2023年3月。関東はいっきに春めいて、昼ともなれば、20度近い陽気となって暑いくらいですねえ。
某日。家の者が昼に用事があり、ワタクシ、ひとりで昼飯を摂ることとなりました。お出かけ日和ゆえ、そうだ!昼は森に行って弁当を食おう!と気合いがはいった次第。
午前11時、自宅を出て定番散歩コースを歩きます。背中のバックパックには、朝、自分でつくったお弁当が収納されているのでした。ニヤニヤ。
広葉樹に葉がなく寂しげだけど、そんな景色もまた良し。で、昼飯を食べる場所は、小塚山公園の森の中、そこにある木のベンチ。なぜそこかと言えば、人気(ひとけ)がまったく無いからです。道路から奥まったところでちょっと怖い、と感じるヒトが多いのかな。散歩人とて少なく、逆に言えば、ひとりになりたいならココなんですね。森のなかを数分歩くとありましたな~お目当ての場所であります。
ほ~ら、誰もいないでしょう。過去10年、このベンチに座ってたヒトを見たことがないワタクシなのです。
さて、お弁当を取り出し、テーブルの上に置きましょ。視界にプラスチックのごみ箱が入って無粋だけど、全然気にしないもんね、ワシ。
数時間前に自分で詰めた弁当ですから、中身は分かってるんけど、蓋を開けるときにワクワク感がありますね。ジャーン!おお、卵焼きが美味そうじゃん!いや、実際に美味いんだけど(自画自賛が出ました)。
職場の昼休みとは違い、いくら時間をかけて食ってもいい、つうココロのゆとりが相まってお弁当のなんと美味いことよ。この程度のコトで、ハッピー気分がブハア!と脳内に湧き出す私って、ようするに単純バカですが、いやいや、こうゆうメンタリティーが幸せそのもの、でしょ、と申し上げたい。
公開中の映画「湯道(ゆどう)」に、「幸せは求めない。幸せに気づくのだ。」というセリフがありましたが、まさに言い得て妙。誰もがうらやむ良いコト・良いモノを得るから幸せじゃなく、幸せは、周囲や自分の中にすでに存在(内在)してるってこと。当たり前の幸せに気づけるかどうかが大切なのであって、そうした感性がなければ一生を、無いものねだりのまま浪費するんだよねえ・・・と珍しく真面目に考察した次第。
お弁当を食べ終わってボンヤリしていると、周囲から鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。クク、とか、クワッ、とか、キュキュキュ、と声も多種多様です。コンコンコン!は、キツツキさんのたぐいが木の幹を穿っている音かなあ。目を閉じてじっと聞き入ると、こうした鳥さんたちの声(音)が全方位から耳にはいり、穏やか気分がグングン加速するのでした。気持ちよくなりすぎて、ここまま死んでは大変、要注意だぜ。
これほどの幸せに浸れるなら、毎日、お弁当をつくって森で食うかあ~と一瞬は思うけど、それもちょっと面倒くさいよね。こ~ゆ~ことは、たまにやるから楽しいのよね、と思い直したところで本日は以上!
疲労の蓄積(?)で3日ほど寝込み、復活したら、ご近所の梅が満開だったハナシ。 [日常]
2023年2月。
今月は、愛媛→北海道(札幌での法事)と旅し、千葉県の自宅に戻ったら、翌日が東京のバイト仕事。それらが一段落したとたん、疲れがド~ッと出たのであります。異常に体がだるい。そして眠い。結果、今週は3日間、自宅にこもって午後1時から4時間、ガッツリ昼寝を決め込んだワタクシ。ガキの頃から現在(60歳)まで昼寝習慣は皆無ゆえ、よほどの疲れが溜まっていたのか、と分析したりして。
思い当たる節、ですが、昨今、散歩と称し「歩きすぎた」のがマズかったような。携帯の万歩計機能の履歴によれば、ここ1か月、悪天候でない限りは1日に10kmほど歩いていたワタクシ。細かくチェックすると、1日に、20km以上歩く日もけっこうありました。ウオーキングは健康に良いとはいえ、この歳には無理あるわ、と反省しきり。どうりで膝がガクガクするわけだな。
諺にいう「過ぎたるは及ばざるが如し」です。まあ、ギャンブルや酒に入れ込むよりは、散歩にはまるほうがマシでしょうよ、とモノゴトは良いほうにとらえよう。
午睡を3日続けた翌日。早朝、目覚めると、ありゃあ!どんより重たかった体と気分が、嘘のようにスッキリ爽快になってる!昼寝の効果か、その間の断酒ゆえか判然としませんけど、結果オーライじゃ。
おっと、気を緩め、またぞろ20kmも歩いたら元の木阿弥だ。おとなし~くリハビリ感覚で歩行距離は5kmに制限しましょ。ちょいど良い塩梅に、関東は快晴・無風で気温は高め。よし自宅裏手「じゅん菜池緑地」から久々の散歩の開始、であります。
梅の花が見ごろなんですね。池を囲む緑地には梅の老木が何本もあって、白や赤の花を咲かせております。
私のようなジジイが言うと気持ち悪いですが、梅の花って、可憐でホント可愛いですなあ~。
ここで一句。
しら梅に 明くる夜ばかりと なりにけり うーん、良いのう・・・って、これ与謝蕪村の辞世の句じゃん。明日、死ぬんか、お前は!(←自分へのツッコミ)。
さて老木ゆえか、全体に元気のない梅さんが目立つこのエリア。そんな中、例外的にドカーン!と派手に咲いてる個体が緑地入口脇におります。写真だとちょいと見づらいすかね。
枝を覆いつくさんばかりに、花が咲き誇っております。
うほ~、情緒には欠けるけど壮観。観ているだけで興奮しちゃう、ハッピー気分になります。
この日は緑地を周ってから、外環道方向へと展開し、ヤギのメイちゃん、ネコの茶々(野良猫からご近所さんの飼い猫に昇格)に会ったりで、トータル5.5km歩きました。病み上がり(?)初日にはちょうど良い距離でしょう。
そういや、じゅん菜池はカモさんで大賑わいだったなあ。
明日もカモさんたちに会いにいくとしましょう。
よし、ガンガン歩くぞ、目標は、1日30kmじゃあ!・・・って学習してないなあ、オレ。本日は以上であります。
東京で一番マズい中華料理屋で、果敢にエビチリ定食に挑戦してガッツポーズが出た話。 [日常]
2023年1月。
東京には膨大な数の飲食店があるわけで、各店の味は千差万別、ピンからキリと言うモノの、基本、どの店も、普通つうか少なくとも「食べられるレベル」にはある、と思う次第。しかし!以前、当ブログにアップした某・中華料理屋は、そんな甘えをあざ笑うかのように、どの料理も、ものすごく不味い、のです。味以前、ヴィジュアルからして、こんなんだっけ?と脳内混乱をきたすちょっとした異次元体験。
天邪鬼を気取るわけではないですが、ワタクシ、こうゆう店が大好物。行くたび「う~ん、マズい!」と唸り、「やっぱりマズいなあ、よかったなあ」と妙な安心をしたりします。
1月某日。銀行にいく用事があり、同じ銀行ならどの支店でも良いところ、わざわざ錦糸町へ向かったワタクシ。そう、用事にかこつけ、くだんの「東京で一番マズい中華料理屋」でランチを食う、つう大胆きわまりない計画であります。
JR錦糸町駅の南口。ふだん、ここに来るのは夜なので、お日様ギラギラの日中はちょっと新鮮な気分。
京葉道路をはさんだ向かいにあるビルの壁のガラスが、鏡のように駅ビル(テルミナ)とスカイツリーを写しだしております。
現代アート風で、かっこいいじゃん。
・・・などと、街を眺めている場合ではないのである。さっと用事を済ませ、例の中華料理屋に一番乗りしなくては・・・と頑張ったものの、店に着いたのは開店から5分後。驚くべきは、どんな街にも奇特な人間はいるようで、店内にはすでに1番乗りのオジサンがいる!うーん、負けた・・・って、そこ勝ち負けかよ。
さて、前回この店で体験したユーリンチー(←鶏皮揚げかと思った)と餃子(皮が開いて中身が見えていた)のマイナス感動は相当に強烈でした。しかしこっちもシロウトじゃない。精神鍛練を重ねてきたので、そう簡単に敵の軍門に下ることはないのだ。おっと、能書きは置いといて目先のテーマは「何を食うか」であります。
いくらなんでも、この料理はマズく作れんだろ、とオーダーしたのはエビチリ定食。さあ、どうじゃ!と気合を入れる間もなく、あっという間に運ばれてきたブツがこれです。
あれえ、見た目は普通じゃん。東京で一番マズい中華料理屋、などと浮かれ騒いだオレがバカだったか。ま、エビチリだもんな、いくらなんでもマズくはないよね、と油断したワタクシの顔面に店主の放った鎖鎌が命中したのである(←これ、比喩です)。
エビチリを一口食べ、どひゃあ、と仰天しました。なぜか。
エビに火(熱)が通っていないから、です。明らかな冷凍エビが、自然解凍したくらいの透明の生状態なのだ、つまり、冷凍エビのレア状態じゃあ~~。
これってすごくないすか!味をマズくできないなら、火加減で勝負つう潔さ。ある意味で禁じ手。ある意味で命がけ。恐れ入りました。脱帽です。ワタクシの完敗です。これで通算成績は0勝4敗か。く、くやしい。
いっぽうで、エビチリになんじゃこりゃ!と思った瞬間、ガッツポーズが出たワタクシでした。そう、ここまで強力なリーサルウエポンを繰り出して来られると、こちらの対抗心も燃え上がるってもんだ。問題は「加熱不十分」という荒技まで想定すると、夏場の勝負は危険(食中毒がありえる)となる。そうすると、決戦は2月(来月)と位置付けざるをえません。
ワタクシの脳内で、長年にわたり「東京で一番マズい飲食店」堂々TOPに輝いていたのは、あまりのマズさに4回も通った「ラーメン すず吉」でした。そこが15年ほど前に潰れ、寂しい年月が続きましたけど、いままさに「すず吉」を超える新たな伝説、ニューヒーローが生まれようとしているのです。なんという感動でしょうか。
ほとんど生(冷凍を常温解凍の状態)のエビに、ソースをまとわせ、強引に完食したワタクシ。晴れ晴れとした気持ちで店を後にしました。いやあ、今日のスカイツリーはいっそう輝いて見えるなあ~。本日も晴天ナリ!
さあて次の対決で、メニューは何にしようかな~~、と考えるだけでワクワクが止まりませんな。本日は以上!
PCのブラウザ麻雀で、国士無双(役満)をあがって機嫌のよい1日。 [日常]
2023年1月。
今年3月で契約終了となる九州での仕事が、4月以降も継続となりそうで、無職プータローのワタクシ、お、いいじゃん、と思っていたら、別ルートのシゴトも舞い込んで、ワタクシは「ビンボー暇なし」という名言を、しみじみと、かみしめたのでした。グイグイ(←かみしめている音)。
で、本日はそんなハナシとは関係ない件であります。さきほど、嬉しさのあまり、飼い猫そらを抱っこしながら浮かれ踊りをしちゃった件であります。なぜそんなに嬉しいか、を説明しましょう(たいした話じゃないけど)。
PC作業に一区切りつくと、チョイチョイとやってしまうブラウザの麻雀ゲーム。
ワタクシ、初めて役満をあがった、のであります(←自慢)。東風戦の東四局(オーラス)。あえてリーチをかけたワタクシに、親の下家が「發」を一発で振り込み。
役としては、リーチ一発、国士無双。ただし、リーチ一発がついたからといって、ダブル役満になるわけでなし、ふつうの(?)役満=32,000点(4倍満)ということですな。
このブラウザ麻雀、私以外の他家(マシンですね)が早上がりで、役牌が対子だったら即ポンして「のみ」あがりするし、5巡目で食いタンでロン、とか、とにかくスピーディなんですなあ。なので、当該麻雀ゲームで、役満(四暗刻 or 大三元)をテンパイした経験はあるんですが、あがったことは一度もなかったのです。
それがまあ今回は、13巡目で見事に、国士無双をあがり切り、ついでに、その時点で半荘終了(=TOP確定)ときました!パチパチ!
いやあ、愉快、愉快、ダイヤモンドユカイ。この程度(?)のデキゴトで浮かれるのもナンですが、楽しいものは楽しいのである。麻雀をやらん方は、なんのこっちゃ?と呆然となったでしょうけど、今後ともよろしくです。むふふふふ。本日は以上!
札幌市の手稲(ていね)神社にて。絵馬の誤字がツボにはまった日。 [日常]
2022年12月31日。
先週、実母の葬儀で札幌へ帰省していたときのこと。葬儀翌日(日曜)は雪が止んだので、家から約2kmほどの距離にある手稲(ていね)神社へ行きました。と書いても札幌市の手稲区民以外は「どこ?」となりましょう。まあ、よくあるローカル神社、くらいのご理解でよろしくどうぞ。
前日まで降り続いた雪が溶けて車道はぐちゃぐちゃ。横断歩道を渡るとき難儀します。雪の残るルートを探しながらテクテクと歩を進めます。
ふだんなら家から30分もかからず着くところ、1時間弱かかってやっと神社に到着、であります。
手稲神社へきた理由は、来年へむけお札を購入すること。まずはお参りをすべく境内の階段を昇りますよ。
このあたりの記述、誰も興味がないだろうからカットしようと思いつつ、50年前からきている地元神社ゆえ、思い入れもあってなんとなく写真掲載。おや、本殿が立派になっている。昔はボロボロだったもんなあ・・・って、いつの話だよ。
さて、神社仏閣に来ると、ワタクシがチェックしちゃうのが「絵馬」であります。願い事を書いて指定箇所にぶら下げる木板ですな。必ずといってよいほど、虫が良すぎるリクエストを書いちゃうヤツがいて、そんな素っ頓狂な記述を楽しんでしまうワタクシ。この神社ではないけど、絵馬に「株で100億円もうけて、美人の芸能人と結婚させてください」つうアホな文章をみたときは、こいつ絶対にバチが当たるぞ、と思いましたね。
皆さん、どんなお願い事を書いてるかなあ~と期待をこめて、絵馬を眺めるますが、ありゃりゃ。札幌市手稲区の住民は人格者が多いようでガツンとくる物件がございません。
それでも、ありましたね、いい味出している絵馬が。おちょくるわけではないですけど、文章を読んで声を出して笑ってしまいました。書いた方は真面目なので笑ってすいません。当物件はこちらであります。
知人の就職内定を願うステキな内容。そのお気持ちは素晴らしいのです、が、漢字を間違えちゃったのね。「無事(ぶじ)内定が決まりますように」と書くつもりが、
「無実(むじつ)内定が決まりますように」になっちゃいました。トホホホ。。。
実は誤字ではなく、就職内定前に、裁判で無実の判決を勝ち取りたい、というリアルな要望であればお見事といえましょう・・・いや、そりゃありえんな。いずれにしてもワタクシの脳内に「無実内定」が新たな四字熟語として刷り込まれた次第。
などと揚げ足とりのツッコミで失礼しました。私もお知り合いの方の無事内定をお祈りしております。
最後は手稲区のマスコットキャラクターであります。神社にもちゃっかりおりました。名前は「ていね」をもじって「ていぬ」だそう。なるほどね、アタマが手の形をした犬ですか。ていね→ていぬ、がアリなら、無事→無実もアリか?・・・ってその話はもう要らん。こんなゆるい感じで、本日、いや、2022年は以上お終いっ!チャオー。