北海道の増毛町(ましけちょう)で、特上ちらし寿司をいただく幸せな日。 [旅]
2023年9月某日。
札幌に帰省していたところ、実家の兄から「日曜日に増毛(ましけ)に行くぞ」と言われ、お、いいじゃん、と即座に計画に乗った次第。兄の友人であるIさんと、計3名で札幌から約100km離れた増毛町を目指します。車を運転するのは兄で、ワタクシは後部座席でボンヤリ。晴天のなかスイスイ車は走り、約2時間で到着です。増毛町は下地図の赤矢印のあたりですね。
さて、われわれがここへ来た目的は、寿し・天ぷら「まつくら」さんでお昼をいただくためであります。開店時刻11時の少し前に店へいくと、日曜日ということもあってか、店前にすでに行列が出来ています。15分ほど待ってテーブル席へと案内されました。ワタクシが注文したのは「特上ちらし寿司」3,000円也でございます。ドドーン。
うほお~、待っていたのはこれよ、これ!ネタの新鮮さは言うまでもなく、このボリューム。腹いっぱいだ~。それにしても、北海道の海鮮は美味いよなあ。たまらんよ。
早々に大満足したわけですけど、これで札幌に帰るのも味気ないよね、てなわけで、増毛町が誇る酒蔵「国稀(くにまれ)酒造」さんへ伺います。木造建屋が渋いですな~。
正面の杉玉や、白地に黒文字の「酒」がワクワク感を誘います。
入口近くの売店をやり過ごし奥へ奥へと。。。ワタクシが目指す先は・・・。
そう、国稀さんで作っておられるお酒の、試飲コーナー、です。ひとり、3種類まで試飲できるとのことで、そう言われたら、当然、3種類は呑むでしょう!う~ん、美味いねえ~。
増毛町のある留萌管内だけで売っている地域限定酒、さらには、ここ(蔵元)でしか入手できないお酒もあって、ひじょーにココロ惹かれたのであるが、瓶ものは重たいなどの諸事情により購入は断念しました。ぷしゅう。
あとは茶目っ気たっぷり、駅看板を模したボードをみて・・・。
国稀の一升瓶片手に、酔っぱらう熊さんをみて・・・。
またまた大満足でした。おお、さきほど、ちらし寿司をいただいた「まつくら」さんの前には、入店待ちのお客さんがまだまだおられます。さすが人気店やねえ。
いやはや、札幌からちょいと車を走らせただけで、こんな楽しいところに行けるなんて、北海道は良いところですなあ~~と、出身地を持ち上げたところで、この日の自慢話はおしまい。したっけ!(←北海道弁の「じゃあね」が出ましたあ。)
「うまい寿司ネタ」が続きますね。よだれたらたらですわ。さて酒の話。
「地域限定酒、ここ(蔵元)でしか入手できないお酒もあって、・・・諸事情により購入は断念」
もしかしたら試飲で、ホントにウマイと気に入ったレベルに到達しなかったんでしょうかね。
むろんこちらの蔵元は、当方、ゼンゼン存知無いですが、
最近、全般に、日本酒のうまさがレベルダウンしていることを痛感しています。あちこちで開催される試飲会で提供される日本全国の銘柄を何十種類かテイスティングしてみました結果、「こりゃあヒドイ」と実感。自宅で日々味わっているイナハナの酒質とは、「月とスッポン」の差なんです。以前からイナハナの酒質はダントツでしたが、ここんとこ、比較できるレベルを大きく逸脱するほどに全国的に低下しています。
by nimke (2023-09-19 09:43)
To nimke様、コメントありがとうございます。
お酒を買わなかった件については、おっしゃるとおりで、ただ、国稀さんの酒のレベル云々ではなく、私の日本酒の好みがキレの良い辛口なので、国稀さんとは方向が違った、という事でした。
このあたりは悩ましい問題です。酒造さんも日々、努力や工夫をされていますが、それが個人の好みに合うかは、また別問題ですものね。。。
結論としては、ノンベイは歳をとると好みが固まっているので、飲むのは好きな銘柄に絞って、他へ浮気しないほうが良さそうです。
by 門前トラビス (2023-09-20 13:22)