札幌市下水道科学館を訪問。こーゆーの大好きなんですよ! [旅]

2023年8月。

先週、札幌への帰省中でのこと。エアコンがない実家の、灼熱室内(35℃)に耐えられず、どこか涼むところはないか!と街へと出たワタクシ。そーなると、行先は冷房のきいた酒場か?と、まずは中島公園を散歩し、観光客気分で豊平館(ほうへいかん)を眺めて心と体の準備であります。

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さて昼ともなれば、酒場が開くもんね、すすきの・大通は目と鼻の先だもん、と「札幌で昼から吞める店」をネット検索したワタクシ。ヒマにまかせ地下鉄南北線沿線のエリアをじっくりチェックし、北の終点「麻布駅」のマップを観た時、お?これは?と気になる施設を発見。飲食店ではありません。麻布駅から徒歩10分ほどにある、

札幌市下水道科学館、であります。パンフレットがこれ。

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ココロ惹かれませんか?「水道」科学館ではなく「下水道」科学館ですぜ。マニアック心をくすぐります。ふだん陽が当たらない、しかし都市生活には欠かせない縁の下の力持ち的な存在=下水道。ややもすると「汚い」「臭い」と敬遠される下水道。あえてそこにスポットを当てるとは北海道人の気骨・男気を感じるぜ。う~ん、これは行かねばなるまい!

つうことでギラギラ太陽のなか、やってきました、北区麻布町8丁目、札幌市下水道科学館へ。

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1時間ほど館内を見学したワタクシ。ここで、はっきり申し上げます。

下水道科学館、なんて楽しいんじゃあ~~。来て良かった~。

羊ケ丘公園、小樽運河、富良野ラベンダー畑、函館朝市、登別温泉、等等、有名観光地も良いけど、北海道に来たらここもぜひ観ておきたい!なんたって「入場無料」ってところが嬉しいもんね。(←以上は、札幌出身者の極私的な見解を含んでおります)

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汚泥処理工程の分かりやすい説明(自動音声)に、ふ~ん、世の中には知らないことがいっぱいあるなあ、勉強になったなあ、と感心してみたり。

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実物サイズの下水道管に入ってみたり。

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体験コーナーには、複雑に交錯する下水道管のなかを、探査艇に乗った体でハンドル操作し、時間内に故障個所に到達し補修する、つう体験シミュレーターがあります。映画「ミクロの決死圏」(古っ!)で血管のなかを移動する、まさにアレですよ、アレ。

これがかなり難しいのだ。クリアできる人、いるの?もちろんワタクシは、目的地に到達するはるか以前でタイムアウト。うお~~悔しい~。おら、もう一度だ!負けねえぞ!と気合が入ったけど、近くにいた小学生2名が、もの凄くやりたそうだったので、私はおとなしく席を譲ります。ふふっ、これが還暦を過ぎた男の余裕だぜ、分かるかなあ、君たち。

地下4階では、雨水貯留管(実物)を拝見できます。こうゆうリアル・プラント、って雰囲気が大好き。サラリーマン時代の、仕事現場がまさにこんな感じだったもんなあ。

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最後はお約束の、顔出しパネル看板で記念写真。こればっかりは自撮りできないので、シャッター押しをお願いしました。はい。

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いやあ、楽しかった。受付の方にお礼をいって撤収しようとすると、「マンホール・カードって知ってますか?」と問われる。ん?なんです、それ。知りません、と答えると、札幌市のカードなるものを下さいました。

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ダムカードなら聞いたことあるけど、マンホールカードって何だろね?どうやら、全国のさまざまな下水道施設が、地元のいけてるデザインのマンホールを披露するカードのよう。カードは、現地(現場)へ行くとゲットできるんだって。うほお、カード蒐集マニアにはたまらんだろうな。札幌下水道科学館さんでも、カードだけもらいにくる人もいるそうですから、ひたひたとブーム到来ですかね。

かように、札幌下水道科学館を堪能したワタクシ。このあとは、地下鉄にのって良い子が大好きなすすきのへ移動。午後3時開店の老舗居酒屋(創業51年)で、北海道の地酒をかっくらったのであります。暑かったけど、なんていい1日だろう。札幌、サイコ~~、バンザイ~~・・・って、観光客かよ!

薄いノリツッコミしたところで本日は以上。で、寝る前には、ちゃんと、じょっぴんかけないとね!(←北海道人でも最近言わなくなった方言が出ました~)。

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