埼玉県の三郷で、某大学の先生T君とグダグダに呑んで壊れたハナシ。

2023年9月。

♪ 盗んだバイクで走りだす～ ♪ 行先も～分からぬまま～ ♪　と尾崎豊さんの名曲「15の夜」(1983年）を口ずさみながら、やってきたのは埼玉県の三郷（みさとし）市です。

コロナ禍で3年延期になっていた、T君(30代）との呑み会を開催するためです。私とT君、両者の都合が良いのはJR武蔵野線の沿線つうことで、関東以外の方に馴染みがない（であろう）三郷へやってきた次第。

呑み会開始まで時間があったのでJR三郷駅から徒歩3分、江戸川の河川敷で時間潰し。

う～ん、のどかだ。ゆるすぎる。こーゆーどうってことのない景色が良いんですよ。

おっと、いかんいかん、ボンヤリして遅刻しようものなら、Lineに「死刑・死刑・死刑」と書き込まれて即日降格だ、うわ、急いで除草剤もまかなきゃ・・・って、ビッグモーターかよ！・・・すいません、無駄ボケでした。

さて、この日の呑みメンバーは、T君、Sさん、ワタクシの3人。久しぶりに会うT君は、大学のセンセイをしております。日本の大学ランキングで1位が定位置つう名門、赤門とか安田講堂などで有名な、噂ではアタマのよい人たちがわんさかいる大学であります。

そんな立派な大学で、研究したり学生を教えるヒトなんだから、さぞかし頭脳明晰な人格者であろう、という予想は、呑み会開始から30分後に、泡のように消えるのであ～る（嵐山光三郎さんの体で）。ほらね、T君、しっかり壊れてます。隣に座る、Sさんも困り顔です。

まあ、T君の名誉のために申しあげるなら、彼は頭の回転が速い。そして話術というか会話力が素晴らしい。T君は私が昨年まで勤めていた会社に、設計者として在籍していたことがあり、そのときからの付き合いですけど、たしかにメーカエンジニアよりも、研究者のほうが向いていると思うもんなあ。

彼の現在の研究テーマ（工学系）はシロウトの私にはあまりに難しいため、こちらから聞く気はなく、彼も話す気もなく、じゃあ呑んでなんの話をしてたんだ、つうと、ただのバカ話であります。

こーゆー呑み仲間がいいの。呑み会で、仕事の話なんてつまらんの。面白くないの。「オレ、去年さあ、でっかい注文とってさあ、昇格してさあ」なんて自慢話さえずるヤツと呑みたくないの。せめて「〇〇社の除草剤、すごいよ。街路樹があっという間に枯れるよ」くらいの情報は欲しい・・・って、ビッグモータかよ！おっとボケがしつこいですな、反省。

楽しい時間ほど、あっ！という間に過ぎるもので、気づけば撤収時刻であります。今回呑んだお店「ニッパチ」さんの前で3人並んでパチリ。

ん？お店の看板に怪しい絵が・・・。おお、豚が魚の頭をかぶっている！カモがネギしょって、つう言葉はあるが、豚が魚をかぶる、とは斬新だ。三郷もなかなかぶっ飛んでますな。

また機会をみつけて呑みましょうや！と声をかけあって3名はJR三郷駅で解散。T君よ、研究や学生さんへの教育、どうか頑張ってください。日本の未来は、ひとえに若いひとたちにかかっているのだ！（←なぜかエラソーに上から目線）。

大きく手をひろげ、期待に応えんとするT君。笑顔がいいねえ～～。

と思ったら、やっぱりこいつ、壊れてました。

ダメだこりゃ、と、いかりや長介さんの決めゼリフをつぶやいたところで、本日は以上！