世間で流行りのネタに、たいして興味はないんですがねえ・・・。 [雑感]

2019年7月。

ふだん観ないTVのワイドショーなるものを、ぼやっと観ておったところ、驚いたことに今一番の話題つうのが、芸人闇営業問題から拡大した吉本興業の内紛?バナシなんですねえ。

たしかに先般の参院選はつまらんかったし、国交・改憲・少子化・格差など種々問題は行先不透明だし、クスリで逮捕の芸能人ネタに飽きたしぃ~ほらさあ~野次馬的に無責任に騒げるネタ、なんかないのぉ?つう大衆欲求を満たすに足る事案なのでしょう。しかし、しょせんは「ある会社」の内輪モメであって、コクミンの誰もが、どーでもいいハナシじゃん、と感じる低温体質のワタクシです。ワイドショーネタは苦手ながら、いったいナンなんだ、いまの日本は・・・と上から目線でプチ憂いた次第。

そういや、ひところ騒ぎになったタレントの不倫ネタにしたって一般の国民に、直接は何の関係もなく、単なる下世話バナシですわね。要は、ワイドショーやらネットやらが、目くじらを立て声高にあげつらう話題なんぞ、しょせん、そんなもんってことっすか。あはは。

それにしてもですよ。吉本興業の件で思うのは(と私もけっこうノリノリじゃんか)、会社の内情だの、給料への不満だの、挙句にトップは退陣しろ!だのを、その会社に所属する芸人さんが、SNSやTV番組で臆面も無くバンバン発信しちゃって良いのでしょうか。それって、どーなんでしょう。これまでの理不尽に耐え抜き、ついに堪忍袋の緒が切れた!って経緯かもしれないけど、義憤ゆえの発言というよりは、グチや恨み節のニオイがしますわね。

まあ、言論の自由はニホンコク・ケンポーで保証されてる(らしい)し、民放テレビ局は視聴率至上主義じゃけん、このネタ逃すまじと火に薪をくべてワッショイも分かるんですけどね、術中にはまるのが関係者のみならず、世間の一般人つう有様が不思議といえば不思議じゃよ。

いやまてよ、赤の他人の一挙一動やコメントに対して、ほうら出た!とばかりに食らいついて、あーでもない、こーでもないと「持論」をぶるのは、すこぶる愉快で、ストレス解消に最適なのかもしれない。うーん、そうだ、そうに違いない。これは勉強になりました。

そういえば、反論ばかりじゃ芸がない、とばかりに、良いことを言ったと「世間が認めそうな」意見に、そうそうオレも同じことを思ってたんだ!と迎合・便乗のパターンも見うけられますな。心のどこかに、他人から褒められたい・認められたい、その裏返しで他人を褒める・認める、という人間心理が垣間見えます。やったぜ、オレも一枚加わったぞぉ、みたいな。嗚呼、自己愛と虚栄心・・・。

すいません。興味の薄い話題で、無理に文章に書いたのでグダグダになっちゃいました。本件、私にとっては、ホント、どーでも良い話なのでした(なら書くなよ!ってことですね。反省)

例によって収拾がつかなくなったので、フランスの皮肉屋おじさんの以下の言葉で終わりましょう。

虚栄心がしゃべらせない時、人は寡黙になる (ラ・ロシュフコー)

ワタクシも、このあたりで寡黙になることにしましょう。ちゃんちゃんちゃん。

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