飼い猫もこの葬儀。骨壺にはいっての帰宅であります。 [家の猫]

前回ブログに記載しましたように、2018年11月12日、可愛がっていた飼い猫もこ(20歳超)が亡くなりました。そのあと数日間、いい歳ながらワタクシ、何かにつけシクシク泣いておりました。

ヘミングウエイの小説じゃないけど「何をみても何かを思い出す」というやつですね。ソファを見ては、のっかってたもこを思い出し、2階の廊下では、ペタペタ歩いてた元気なもこを思い出す。本当に寂しく悲しいです。

コワモテの小説家、内田百閒さんが、ノラ(猫の名前)が行方不明になったあと、数か月も布団で泣き伏した気持ちが分かります。アラン・シリトーの小説「漁船の絵」に、目玉が溶けるくらいに泣く、という表現が出てきますが、ワタクシも先週は目玉が溶けるくらい涙が出ました。この先、泣いても涙が出ないかもなあ、それはないか。

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さて、もこの葬儀のお話です。11月14日のことです。

家の者もワタクシも、派手な葬儀はイヤでして、読経もなく、シンプルにもこを天国へ送り出したいと希望。動物病院からの紹介でお隣の松戸市にあるペット斎場へ伺いました。結果、ほんとによかったです。

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お別れの声をかけて・・・。

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小さな棺に、もこの遺体をうつして、まわりを花で飾ります。

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もこの顔の近くに、もこが好きだった(でも、塩分が多いという理由で与える量を制限していた)、焼いた鮭とほっけを入れてあります。もう思いっきり食べていいぞ、もこ!ふふふ、嬉しそうだ。

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最後のお別れをしたあとに、棺に蓋をして、火葬にふされます。

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焼いたあとの骨は、斎場の方がきれいに並べてくださいました。すごい丁寧な仕事に感動でした。骨壺と箱はシンプルなタイプを選び、家の者と私で、もこの骨を入れました。ああ、小さい猫だったけど、さらに小さくなったなあ、もこ。。。

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ちなみに、これが「のどぼとけ」だそうです。なるほど。

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こうして、シンプルながらも丁寧、親切なご対応に大変満足の葬儀が終わりました。

骨になったもこといっしょに自宅へ戻り、またぞろひとしきり泣いたあと、居間の吹き抜け下にあるテーブルのうえに、もこの骨壺と写真を並べました。

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いまは、毎朝、もこの水を取り替え、お参りをして、出社しているワタクシであります。はい。

もこ、天国で元気でなあ!近い将来、私もそっち(あの世)へ行くので、もこ先輩、そのときはよろしくです。

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