GWに、川崎市 岡本太郎美術館に行ったハナシ。みんなで「太陽の塔」になろう! [施設、美術館、博物館]

今年(2014年)のGWは、有給休暇をくっつけて大胆にも「夢の11連休」(4月26日~5月6日)を狙いました。ところが現時点(5月2日)で、すでに「夢の連休」のうち3日間出勤しており、いわゆる「惨敗」といえましょう。ははは。

本日(5月2日)はシゴトを放棄、GW中に唯一の「車で遠出」であります。遠出といっても行先は神奈川県の川崎市。自宅のある千葉県市川市から、高速を使わず一般道を走って2時間弱の距離であります。楽ちん。

行った先は、「川崎市 岡本太郎美術館」であります。

岡本太郎さんといえば、1970年開催の大阪万博で、シンボルタワー「太陽の塔」をデザインされた芸術家。ワタクシと同世代の方(昭和30年代生まれ)であれば「芸術は爆発だ!」とか「グラスの底に顔があってもいいじゃないか!」などテレビCMでの名セリフが懐かしいですよね。「目つきのヤバい、いかれたオジサン」に見えましたが、実は世界的アーチストなんですね。

川崎市多摩区。川崎駅近くではなく北のほう、小田急線の登戸、生田(いくた)のあたりですね。千葉県からは第一京浜を通って品川→川崎、と思いきや、ナビのご指示は、東京駅から数寄屋橋を曲がり六本木、渋谷と東西縦断ルートです(記事の最後の地図ご参照)。

生田緑地には初めて伺いましたが丘陵の森林であり緑豊かで実に爽やか。その中に岡本太郎美術館があるという。広い緑地ですから迷いそう・・・と不安に思う間もなく、目に飛び込んできた巨大モニュメント。この造形は、間違いなく太郎さん作品でしょう。うわあ、でっかい。すげえ迫力です。

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のっけからガツンとやられたぜい、と道なりに進むと、しゃれたレストラン。その脇に、これまた太郎さん作品でしょう。「バイオハザード」のクリーチャー?いえいえ、芸術であります、芸術!

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レストランの店名が「TARO」で、メニューにも太郎さんがらみのネーミング。「太陽のパルフェ」ですかあ、オーダーするのに躊躇しそう。まさか口の中で芸術的に爆発はしないと思うけど。。。

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クリーチャー的な芸術作品から後ろを振り向くと、川崎市 岡本太郎美術館であります。背景の森と調和したデザインがステキです。

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入口の看板も、芸術しております。漢字にきちんと振り仮名をふっているところが親切であります。

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入館料900円を払って中へ入ります。けっこう館内は広いんです。岡本太郎さんの作品が多数展示されております。ラジカルな色使いと勢い満点の油彩画、力あふれる造形作品などを目の当たりにして、家の者とワタクシは「うむむ、岡本先生は単なるヘンなおじさんではなかった」と、おおいに反省したのであります。

展示室は撮影禁止ですが、フラッシュを光らせなければ写真を撮って良い「特区」があります。太郎さんデザインの「手のひら椅子」に座ってパチリ。意外と座り心地が良くて驚きましたね。

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同じエリアに、太郎さん等身大パネルがあり、友達のように並んでパチリ。

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美術館のロビーにはお約束の「太陽の塔」の顔はめこみパネルがあります。中央の穴から顔を出し、写真を撮れば太郎さん作品に同化できるファンキーな物件です。もちろん、ワタクシも顔をはめてパチリ。

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川崎市 岡本太郎美術館、おおいに楽しめました。周囲の森林も素晴らしく、美術館に入らなくても緑地内の散策だけでもサイコーです。ただし帰りは当然のように大渋滞。あえて都心(渋谷、六本木)を通らず、環八ぐるりとで回り込もうとしたんですが、夕方5時でしたので高井戸ではまりました。もっと朝早くに出発すればよかった。美術館の場所を地図上に示します。興味のある方はぜひ!

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