GWの最大作業といえば「ウッドデッキに防腐剤を塗る」ことであります。ついでに配管も清掃だっ！

関東の5月は過ごしやすくて本当に良いです。あと1ヶ月たてば梅雨入り、そのあとは灼熱の夏に突入・・・うーん、5月の気候がずーっと続けばいいのになあ。

さて、自宅の庭には春らしく、花が咲いております。

大きく派手な花より、小さくて地味な花が可愛くて良いですね。

・・・と「花をめでる優しいオレ」を演出してみましたが、GWといえばワタクシ、花を眺めてる場合ではないのだった。年に1度のあの作業をしなくてはなりません。

そう、「ウッドデッキに防腐剤を塗る」つう大シゴトです。

昨年（2013年）の作業話、ブログにアップしてましたっけ。記事は→ここクリック

ウッドデッキは木材ですから雨と直射日光にさらされて劣化します。表面劣化は仕方ないとしても、「腐食」「虫食い」は内部を侵食して木の強度を低下させるので問題です。腐った板に人間が乗って怪我したら大変ですもんね。これを防ぐため、年1回、腐食防止剤（木材用の防腐剤）を塗るわけです。

自宅ウッドデッキは職人さんに「取り付けられる最大面積」で建造オーダーしたため、それなり広い代物が出来上がりました。まあ広いといっても、芸能人の豪邸とは違いますけどね、ははは。しかし50歳を過ぎたオッサン（私のこと）が防腐剤を塗るにはかなりキツイ床面積。一苦労どころか、重労働でございます。

愚痴ってもしょうがない。作業にかかりましょう。防腐剤は、塗ってから乾燥まで2.5日かかります。つまり連続3日間の「晴天」が必要。天気予報をウオッチし、5月3日（土）を作業日に設定。当日早朝、ウッドデッキに散水しデッキブラシで表面の汚れを落とし、いったん乾くのを待ちます。

その間、一斗缶の「スーパーソート２１」（←防腐剤です）をトラロープを使って2階ベランダから1階に降ろします。うーん、この作業からして職人っぽいぜ、オレ。と自画自賛。

作業内容については、昨年のブログ記事（前出）と同じですので興味ある方は参照ください。

木材の割れや節（下写真）はそこを埋めるように、防腐剤を内部に浸透させます。ニスのように表面を「塗装する」のではなく、たっぷり「浸み込ませる」のがポイント。スーパーソート21は乾きは遅いですが、それゆえ扱いやすく良い製品と思いますねえ。

ウッドデッキ全体、こんな感じに仕上がりました。（よく分からんでしょうけど）

逆サイドから見ると、こんな感じ。

防腐剤塗布の作業時間は約3時間でした。この日（5月3日）は気温が27度まで上がり、日光ギンギンだったので、けっこうキツかった。疲れたなあ・・・この調子だと、来年できるかな（今から心配してもしょうがないか）。

恒例作業を終えほっと一息。家の者と昼飯を食い、飼い猫もこをコロコロ転がして、落ち着いたところで、さあて次の作業は・・・。

「洗面台の配管清掃」であります。引っ越してきて3年半。排水配管が汚れて、流れが悪くなっています。家の者はホームセンターで購入した清掃溶液（汚れを溶かすドロリとした液体）をやたら使いますが、配管材質がステンレスではなく塩ビ系ですので、やりすぎると配管を劣化させます。こうゆうときは素直に「清掃する」に限りますね。

ワイヤー先端にブラシがついた専用清掃用品780円を購入。あとはバケツ、雑巾、歯ブラシ、ゴム手袋を準備して作業開始です！

洗面台の下棚から収納品をどけて配管が見えるようにします。汚れが飛散すると悲惨なので内部はビニール養生。U字管の底部を開口し水を抜き、次に継手4カ所をゆっくり緩め、L字管2個、U字管1個、にバラバラに分解します。バラしてしまえば事は簡単ですな。個別の配管は内部を歯ブラシでこすって水洗い、配管の先（地中へつながっている部分）には配管ブラシをツッコんでゴシゴシと内壁を清掃。最後に分解したのと逆の手順で配管を組み立てます。

ここでシロウトが注意すべき作業ミスは、接続部を締めすぎてゴムパッキンをつぶしてしまうこと。

ちょっと専門的ですが工業製品だとパッキンがつぶれないよう、フランジにリテーナー（締め付け過ぎ防止のストッパー）が入ったりしますが、一般家庭の配管にそんなものはありません。締めれば締めるだけねじ込みが強くなり、パッキンはぺったんこに潰れ、水密を保持する本来の機能を失ってしまいます。力を入れれば、もう少し回るな、程度のところで締め付けを止めるのが肝心なんです。どうだっ！マメ知識。（うーーん、会社でのシゴト知識がこうゆうときに役に立つねえ）。

あれ、配管清掃について書き始めたら、嬉しくなって長くなっちゃった。あははは、スイマセン。

洗面台の排水がめちゃスムースになり、なんたる達成感！スゴイだろ！と家の者に自慢しましたが、夕食作りに忙しい家の者からは「あ、そう」くらいの薄い反応。しかたなく、またぞろ飼い猫もこを撫でるワタクシであります。

話はまったく変わります。家の玄関ドアに全身が金色ピカピカの虫がくっついて休んでいたのであります。コガネムシではありません。大きさ1センチと小さいですが、まるで金粉塗ったかのような、おめでたいヴィジュアル。こりゃあ私が大金持ちになる前触れか？そんなわけないね。ちゃんちゃん。