佐賀県の旅。名湯 武雄(たけお)温泉に浸かり、波佐見~有田~伊万里で陶器ウオッチング(その2) [旅]

2023年12月。

前回記事の続き。佐賀県の陶器名所を巡り、ラーメンどんぶりを購入した自慢話であります。まずはゲットした品をご覧いただきましょう!じゃーん!

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うわっ!飼い猫そらがフレームインしてきたあっ。お前の後頭部、要らんから!と気を取り直し、まずはひとつめのどんぶりをパチリ。

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もうひとつのどんぶりをパチリ。ちょいと小ぶりですけど、使ってみるとちょうど良い塩梅でしたよ、はい。

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どうです。いい感じでしょ、フフフ・・・と言いつつ、陶器に疎いワタクシ、家の者のチョイスに従っただけで、良し悪しはな~んも分からんのですわ。ははは。でも自慢ポイントがあります。このどんぶり、佐賀県伊万里で購入した、有名な伊万里焼(いまりやき)なんです!値段もそこそこ高いのじゃ。やった、勝った!・・・って誰にだよ。

ウムム、これじゃまるで、ルイ・ヴィトンのバックだぜえ~~とか、ロレックスの時計だよ~ん~、なんてブランド品の所有を自慢する薄っぺら阿呆じゃん。。。などと書いてると、とめどなく話が長くなるので、どんぶりの自慢は以上。

佐賀県での陶器名所めぐりの様子を書きます。現場の地理関係はこれです。武雄(たけお)、有田、伊万里は、佐賀県の西で、互いに隣接しているんです。クルマで周るには便利だね。

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8:30にJR武雄温泉駅ちかくでレンタカーを借り、向かったのは波佐見(はさみ)という街。有田や伊万里に比べると有名ではないけど、伝統に縛られないセンスのよい窯元があるらしい・・・との情報にもとづき寄ってみました。ちなみに波佐見は佐賀県ではなく、長崎県になりますね。

波佐見では3軒の窯元さんに伺いましたが、ツボにはまったのは「株式会社 西山」さん。渋~い木造建物がギャラリー&ショップになっております。

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ショップでみた瞬間、これだ!と思った品が、日本酒の杯(さかずき)と、ぐい呑みです。形、色、重さ、手になじむ感じがワタクシ好みです。薄手の杯(写真左)は、外側に黒い染みがある(ほとんど目立たない)のでお値段は破格の500円!こーゆーアウトレット品は現場(製造元)に来なければ入手できませんね~。ちなみに右のぐい呑みは880円。これも安っ!

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次の地へ移動です。波佐見からクルマで30分。有田焼で有名な有田町に到着です。通りに面して陶器店が並んでおり、どこも歴史を感じさせる古くて渋~い立派な木造家屋。入店するには敷居が高すぎますなあ。

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店内をチラッとのぞくと予想はしていましたが、お皿や器のお値段は概して高め。ウムム・・・と唸ってしまう。てなわけで、有田では買うほうは諦め、「観る」ほうに特化しましょう。まずは「有田陶器美術館」へ伺って歴史的名品を眺めます。テレビ東京の長寿番組「お宝鑑定団」に出てきそうな、なにやら凄そうな皿やら壺がいっぱいありましたね。

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美術館を出たら、鳥居が陶器でできている神社を見てと・・・。おっ、そうだ、忘れてはいけない。有田界隈で見かけるド派手な黄色い看板のことを。そう、有田焼のデパート丸兄(まるけい)」さん、であります。

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丸兄って何?有田焼のデパートって?つう疑問を解消すべく入店してみましょう。百聞は一見に如かず。地上2階、地下1階の巨大施設はまさにデパート。所狭しと並ぶ膨大な数の陶器、陶芸品をみてクラクラしたワタクシでした。下写真は私の身長より高い陶器のツボで、実用ではなく鑑賞用でしょうな。それにしても迫力あるわ・・・。

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結局、有田では何も買いませんでした。そーなると必然的にラーメンどんぶりは最後の訪問地、伊万里(いまり)で購入することになる。はたして売っているのか?どんぶりは。

有田から車で40分。伊万里にある、大川内鍋島窯跡、なる窯元の集結地帯へとやってきました。うほお、いい感じだなあ~。山あいの里という風情。ココロが落ち着きます。坂道に沿って、伊万里焼の窯元が軒を連ねており、店内販売もしています。散策するだけでも楽しいなあ~。

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家の者が、事前に目をつけていた窯元(&お店)があるとのことで訪問しました。なんとも品のよい青みがかった光沢がたまらんなあ~ただしお値段はちょいと高いねえ、、、と言ってたら、家の者が、ぐい呑み1個を購入し、ワタクシにプレゼントしてくれました。ダンケ・シェーン!・・・ってなぜドイツ語?

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陶器にそれほど興味がないワタクシですが、伊万里のこのエリアは景色が良く雰囲気が穏やかなので、リピーターになっちゃいそうです。

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そして。この20分後。ワレワレは、めでたく「太一郎窯」さんのショップにおいて、冒頭写真のラーメンどんぶりを発見、購入したのであ~る。パチパチ。なんとかミッション完了。いやあ良かった良かった。以上で、佐賀県(&長崎県)の陶器名所めぐりの旅はお終いっ。チャオー。

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nimke

「家の者が、ぐい呑み1個を購入し、ワタクシにプレゼントしてくれました。」

「家の者」さまのセンスが光っていますね。
陶器のふるさと、あるいはメッカ、さすがに多彩な品々が入手でけるんですなあ。
貴兄のチョイスした杯とぐい飲みもなかなか良い味わいです。ちょっとでかいが、酒量が多々な御仁ゆえ、ちょうど良い具合ではありましょう。
冒頭のラーメン皿は、ちょっと見からすれば、お汁があんまりひたひたにならぬような気がしますけれど、まあ上品な食べ方で良いのかもね。
いずれにせよ、旅の目的を存分に達成したステキなブログをありがとうございます。
by nimke (2023-12-09 17:01) 

門前トラビス

To nimke様、コメントありがとうございます。
九州陶器の里巡りでゲットしたぐい呑みで、年末の家呑みを楽しんでおります。油断すると、どんどん増えるのが酒器集めの危険な点ですが、ま、今回を最後に、これ以上は購入しない方針です。
酒も昔ほど呑めなくなったし、いま持っているぐい呑みで十分に満足であります。
ラーメンどんぶりは小さめですけど、使ってみるとちょうど良いんですね。大盛ラーメンだと溢れますが、そんなに食えませんしね・・・なにごともコンパクトが良いようで。。。
by 門前トラビス (2023-12-29 07:10) 

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