2023年、楽しみな展覧会は「エゴン・シーレ展」「毒展」「諏訪敦展」ですなあ。 [絵画]

2023年1月。

今年も、無職プータロー生活、ユル~く生きるぜ!と気合い(?)をいれたオジイサン(の私)ですが、昨年12月キャンセルした九州でのバイト仕事の日程再設定、資料の見直し等々で、ここ1週間はバタバタしちゃいました。額によらず、金を稼ぐのは一苦労・・・って、生活、全然ユルくねえな!(←「カミナリ」たくみさんのツッコミ口調をイメージください)。

さてハナシは変わります。ワタクシの大きな楽しみのひとつが、展覧会。東京つうところはヒトが多いだけあって、のべつまくなしスゴイ展覧会が開かれます。ぼー、としていると見逃しちゃうので、アート系サイトで定期的にチェックしているワタクシ。2023年、これはずせないぞ!とロックオンした事案を紹介しましょう・・・って、評論家気取りだな!(←引き続き「カミナリ」たくみさんのノリで)。

まずは、これ。エゴン・シーレ展。東京都美術館で、1月26日~4月9日に開催。

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ウイーン世紀末を代表する、弱冠28歳で逝去した天才画家。ちなみに28歳で亡くなった日本の画家といえば、青木繁さんですね、昨年12月に展覧会に行ったので覚えているのだ。

ウイーン世紀末、つうと、まっさきにクリムトさんの名前が思い浮かびますけど、私は、人間の闇や苦悩をストレートに感じさせるシーレ作品のほうが好き。また、この展覧会には、リヒャルト・ゲルシュトルの作品も展示される(らしい)。作曲家シェーンベルクの奥さんと不倫関係となり、その後、彼女が去ったことで自殺した画家です。享年25歳。ゲルシュトルさんの晩年の絵が、狂気まみれで、その有無を言わせぬ迫力が凄いのであります・・・って、いつのまにか話題がエゴン・シーレさんから離れてしまった。失礼。

次は開催中の展覧会です。ネットで日時指定の入場予約済みなのだ。プータローの私、もちろん平日の午前中に行きますぜ(なぜか自慢げにいう)。

その名もずばり、毒展。国立科学博物館(上野)で2月19日まで開催中です。

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自然界の毒(ヘビ、蜘蛛、フグ、貝、きのこ、植物、鉱物もろもろ)から、人間が生み出した薬品やガスまで、毒の世界を網羅的に展示くださる、つうことで、これに行かずに何に行く!ってなもんです。チラシ裏デザインの毒々しさを眺めただけでも、期待に胸躍り体がブルブル震えてしまいます。ああ、楽しみ、楽しみ。

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最後。超写実(スーパーリアリズム)画家、諏訪 敦(すわ あつし)さんの展覧会「眼窩裏の火事」。府中市美術館で、2月26日までの開催です。千葉県のホキ美術館に諏訪さんの素晴らしい作品がありますが、諏訪さん個人の展覧会となると、これまた期待が高まりますなあ。

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スーパーリアリズム絵画ではスペインと並んで世界をリードする(と私が勝手に思っている)日本なんだから、こうした個人展をもっともっと開催してほしい。生島浩さん、塩谷亮さん、五味文彦さん、島村信之さん、原雅幸さん、山本大貴さんなどスゴイ画家さんたちの作品展を、美術館の方、ぜひ企画してください~。

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そういえば先月、札幌に帰省したとき、野田弘志先生の展覧会「真理のリアリズム」が開催中だと知って「おお!」と思ったのですが、場所が、札幌芸術の森美術館と知ってガクッ。札幌でも奥地のほう(失礼)で行けませんでした。次回はぜひ都心にちかい、道立近代美術館でお願いできますか・・・って、好き勝手だな!(←「カミナリ」たくみさんのノリで)。

本日は以上です。明日は、2023年、映画館で観ねばならない「映画」について語りますぜ。チャオー。

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