浅草の昭和テイストな喫茶店で、スパゲティ・ナポリタンを思いっきり食べる、その幸せよ! [日常]
2019年5月。
10連休明けって体がダルくってえ・・・という戯れ事はワタクシには無縁。7日・8日は関西へ出張し、9日(木)は早朝5時52分に出勤、サクッとシゴトを片付けると、15時15分には会社から撤収つう、PST(プライベート・サマー・タイム)を敢行であります。この日、早めに会社から引き上げたのには理由があります。むしょうに
スパゲティ・ナポリタンを食べたくなった!
からであります。「ナポリタンなんて本場イタリアには無いんだぜえ、フフフ」などと上から目線で、知った風な口をきく自称グローバルな男、実はただのバカがおるが、そんなヤツはどうでも良い。
コッテリ・ケチャップ味の、甘酸っぱい、昭和テイストの、そう、あのスパゲティが食いたいんじゃ~~と衝動は止まらず、ワタクシ、京橋の職場を出ると東京メトロ銀座線に乗り、迷うことなく、あの街へ向かったのであります。
台東区 浅草!
ナポリタンといえば、誰が何と言おうと浅草でしょう。世界中から観光客が集まる東京の名所・・・らしいけど、ワタクシは人でごったがえす雷門や、仲見世通りや、浅草寺には興味なし!(きっぱり)。
ワタクシが愛するのは昔ながらの喫茶店や洋食店、蕎麦屋です。元号が令和になろうと、それらの店の「昭和テイスト」は健在であります。昭和の味=スパゲティ・ナポリタン、を堪能するなら浅草で決まり!というわけ。どうだ、まいったか(なんの自慢じゃ)。
さて、脳内がナポリタン・モードのワタクシ、一刻も早く食べるべく、銀座線6番出口を出て20メートルという至近に店をかまえる「レストラン東洋」さんへ入店します。うーん、ここにさえ外国人観光客が。。。恐るべし。
メニューを見るまでもなく、スパゲティ・ナポリタン880円也(税込)を注文します。ほどなく登場したのがこれ。テーブルのマーブル模様が引き立て役でございますなあ~。
アップでどうだ!
ソーセージ、玉ねぎ、ピーマン、マシュルーム、という必須アイテムがしっかり投入され、味付け、ボリュームとも申し分なし!そう、これよ、これを食べたかったのよ!と気分は盛り上がり、うはあ、旨いわあ、と声が出る。
いや、この場合、味が旨いとか不味いよりも「めちゃ食べたいと思ったものを、タイムリーに食べた喜び」なんですよ。
というわけでナポリタンを完食・満足したワタクシ、久しぶりに浅草の街ウオッチであります。この日の徒歩経路はこんな感じ。
晴天、無風、5月にしてはちょっと暑いくらいが、街歩きに合っております。人間だらけの仲見世通りなど横切るだけ。ゆったり歩きたいもんねえ。
ほうら、昭和テイストの喫茶店が、また登場だ。当然、これらのお店にもスパゲティ・ナポリタンがあります。次回は、ニューライトさんか、アモールさんで食べようッと。
なぜか分からないけど、浅草には「ロシア料理」のお店が多い(多いといっても3、4軒だけど)。私が行ってみたい店は、例の老舗ではなく、こちら「ラルース」さんです。ロシア、ではなく、ロシヤ、と表記。あれ、どっちが正しいのかな?
ラルースさんの道路をはさんで向かいには、泣く子もだまる(?)コマチヘアさんがビルを構えておりますね。ふたつ並んだマネキン首のインパクトがスゴい。ちなみに、コマチヘアさんは、かつらを扱っていますが、俳優や役者さんの使うほうが専門ですね。一般人用もあるのかなあ。
さて浅草に来たからには、六区は通らないといけない。30年以上も前に、就職で、北海道から関東に来たワタクシは、今は無き浅草の映画館で2本立てや3本立てを観たもんです。まさにこの界隈だったなあ。館内は古びていたけど、緞帳(どんちょう)がやけに立派でビックリしました。緞帳とは、舞台(or スクリーン)を、客席からさえぎる巨大カーテンです。演劇では今でも使うけど、昔は映画館にもあったんです・・・おっと、昭和な話がでた。
映画館はつぶれたけど、こちらの演芸場は健在。浅草を、いや日本を代表する、浅草演芸ホール、であります。
この日の昼席は、浅草の星ことナイツさんの漫才、噺家さんたちの落語など、たのしそうなラインナップでございました。さあて、スパゲティも、浅草の街も満喫したので、さらっと寿司屋通り、食通通りを流しつつ、とことこと上野駅まで歩くとしましょう。チャオー。
2019-05-11 20:42
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