札幌で、ラーメン店を求めてさまよう・・・こんな苦行になるとは! [旅]
2018年12月3日。ワタクシは出張で札幌におりました。
北海道=寒い、という定番イメージにより、ダウンジャケットを着こんで新千歳空港に降り立ったワタクシ。しかし、あれれ?全然寒くないぞ・・・つうか、ポカポカと春の陽気です。後で知ったのですが、この日、日本全国は異常高温となり、80ウン年ぶりに、12月なのに夏日のエリアもあったらしい。いやはやダウンジャケットは、ただの余計な荷物になってしまった。まあ、寒いよりはいいか。
札幌市内での昼です。北18条、北海道大学近くを、ワタクシは彷徨っておりました。公園のお馬の親子を眺め・・・あれ、この馬さん、バクみたいなガラですな、いやそんなこたあどうでも良い。
「孤独のグルメ」の主人公、井之頭五郎さんのように、ワタクシ、むしょうに腹が減っており、ラーメン屋一本に狙いを定めて店探しをしていたのであります。ワタクシの苦行の始まりでした。
まず18条通りに面して「ラーメン」の文字を発見!やったぜ!
と店の前に来ると、店のシャッターが、実になんとも、中途半端な開き方をしている。
開店しているのか、していないのか。で、じっと見ると、この張り紙。
なんだか、わかんねえよ、これじゃ!と、思わず声を出しそうになった。「現在、不定期時間帯により営業」「都度お知らせ」ってさ・・・腹が減ると人間は短気になりますね。反省。
とりあえずこの店を諦め、さらに歩みを進めると、おおっ、この張り紙!
そうそう、こうゆうシンプル、すっきり味のラーメンを食べたかったんだよね、と嬉しくなりました。
で、お店の入り口に回ってみると・・・。
うはあ、定休日かよお!前の店からの流れで、なんとなくは予感していましたが、まさに悪いほうのツボにはまった感じだ。
いや、この程度で諦める必要はない。あぁ~あぁ~、ここは札幌、中の島ブルースよ~~♪、ではなく、ここはラーメンの本場なのである。ラーメン店はいくらでもあるぜよ!(別な方言が入った)
ほら、定休日のお店の道路をはさんだ向かいに、いかにも中華料理ふうの赤い暖簾が見えるぜよ。
近づいてみると、店名は「味のエンペラー」。目黒でなくてもエンペラー。そして外観が、なんとも派手。
開店しているのは明らかですが、入店には躊躇しちゃいます。
なんたって、このエグイ看板です。色使いといい、アピール過多イラストといい、「旨みの宝石箱や~」つう彦摩呂さんからパクリ・キャッチといい、全体に漂う関西テイストが今のワタクシにはちょいと重たい。
腹は減っている、ものすごくラーメンを食いたいが、店外観にすっかり気持ちが引いたワタクシ。午後の予定もありますので、ええい、今回ラーメンは断念だあっ!
というわけで、いっきに方向転換し、昼飯はコンビニの「ジューシー肉まん」で終了です。うーん、勉強になった。札幌とはいえ、スパッと食べたいときにラーメンを食うのは難しい。日と時間帯によっては、こうゆう苦労もあるわけね。
札幌ラーメンのネタでありながら、ラーメンを食べなかった顛末、以上でございます。ちゃんちゃんちゃん。
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