2019年、きのこシーズンが本格的に開幕!であります。 [きのこ]
2019年7月20日(土)。
きのこウオッチング・シーズンが、本格的に開幕だあっ!
と、天にも届け、とばかり、千葉県市川市、国府台(こうのだい)の林のなかでワタクシは叫んだのであります。
気温は30℃を超え、夜中に雨。高温多湿で人間にとっては不快極まりない状況が、きのこたちを活性化させるのであります。こーゆータイミングを逃さず、林に分け入り、手足、顔面、首周りを蚊に刺されボコボコになろうと、きのこ観察を断行です。刺された痕こそが男の紋章(by 高橋英樹さん)であり、男の勲章だあっ・・・♪ ツッパルことが男の~たったひとつの勲章~(by 嶋大輔さん)。
いや余計な能書きと小ネタは良いから・・・と自らを律しハナシを進めましょう。
早朝です。薄暗くってちょっと怖い雰囲気の林の小道を、ジーッと周囲に目を凝らしながら歩くこと2分。おお、あれは・・・。
ワタクシが「ホットケーキ」と呼んでいるイグチ科のきのこ。汚れ、虫食いが一切なく、これ以上求めようがない美品であります。出たばっかり、ですね。やったぜ!
かさの直径は13センチ。超大物ではないけど、十分に満足できるサイズ。ちなみに可食です。が、ワタクシは「観察」目的ですので、キャッチ・アンド・リリースならぬ、ウオッチ・アンド・リリース、採取しないのが流儀です。
試合開始のとたんに先頭打者ホームラン!という流れです。こーなると気分が楽ですなあ。きのこを探す「目」にも余裕ができるってもんです。ほーら、次を見つけたぞ。
良いサイズのベニタケ科きのこ。かさの直径は14センチ、クサハツの仲間でしょうか。この種は、かさが上開きの円錐形(じょうご型)になっているため、上に落ち葉や土が乗っかって見栄えが悪くなりがちですが、本物件はかなりきれいです。嬉しいねえ~。
こちらは小さめサイズのきのこ。全体の茶色と、かさの同心円模様から、チチタケかな~、ヒジリタケかな~、などと悩むのも楽しいですね。
さあて、次は、大本命のご登場であります。
猛毒ドクツルタケ。別名「死の天使」と呼ばれる美しき殺し屋であります。純白のツバ(スカート)が、まあなんと色っぽいことでしょう。
高さ11センチの中サイズ。人間でいえば背筋がすっと伸びたスッキリしたお姿、それが、きのこ好きのココロを幸せで満たすのであります。
すぐ近くには、デビューしたてのドクツルタケの子供が、つやつやした頭を見せております。かわいいねえ~。
ということで、2019年も、ついにこの日が来たあ~と大興奮の、きのこ出没デイでありました。ご近所きのこウオッチングはやめられませんナ~。以上です、ちゃんちゃん。