熊本県菊池の山奥。味処「なかむら」さんの、だご汁定食が辛抱たまらん美味さだったハナシ。 [旅]

2019年7月5日。

熊本県出張の途中で食べた昼食がガツン、とくる美味だったぜ!という自慢話を始めます。1年のうち100日以上を出張に費やす流れ旅サラリーマンのワタクシ、様々な地方で昼飯を食べてますけど、今回出会った品は、かなりハイレベルでございました。それはずばり、熊本名物「だご汁」をメインに据えた、

だご汁定食、1800円也、でございます。おっと悪い癖で、また話を先走ってしまった。まずは今回の出張先。熊本市から北へ30km離れた菊池市の、それもかなりの山奥なのです。

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熊本空港でレンタカーを借りて、深く考えもせず1時間ほど走ると、人家はまばら、店はゼロ、という山間部に入っていました。時刻は午前11時30分。「おいおい、昼飯はどうするんだ!どこで食うんだよ!」とワタクシ、自分の失策を棚に上げ、同乗者HさんとA君を叱責したのであります。そうです、こーゆーときは、ミスを他人のせいにすればよい。親鸞聖人いわく「善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」・・・って、なぜその言葉を引用する?

ワタクシの叱責を軽くいなし、インターネット世代のA君(25歳)はスマホを操作、「あ、大丈夫ですよ、ここから4km走るとお店がありますから」と、どこ吹く風。いや、こんな山奥に店などないだろ、つうか、電波が悪くてカーナビが機能してねえし、とイラつく私をしり目にA君のスマホGPS機能に誘導され、着いたお店がこちらです。

「森の味処なかむら」さん。入口が渋いな~。A君の解説によると、きのこ農家さんが作ったお店らしい。なるほど山奥なのも分かります・・・。

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店内は、木のぬくもりを感じる清潔で広々した空間。むむっ、やるな!

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森がみえる窓際の席へ案内いただき、うーーん、なんという癒しの時間だ。。。午後の打合せなどすっぽかして、ここで寝ちゃうかあつうユルユル気分です。

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お店の方の一押しの「だご汁定食」を全員がオーダー。こちらです。どどーん。

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実は、熊本名物「だご汁」の、存在すら知らなかったワタクシ。小麦粉を練った細長い団子と、きのこや野菜を一緒に煮込んだ汁であります。これがまあ実に美味い。さらには、しいたけ煮つけ、固豆腐、温泉たまご、煮豆、オニオンサラダ、のどれもが素晴らしい美味さです。そして、炊き込みご飯(おかわり無料!)のじんわり優しい味わい。

クルマが無ければ絶対に来れない場所ですけど、この味なら間違いなくお客さんは来るであろう。まさに本物の味!であります。で驚いたことに、定食には、上写真のほか地鶏焼きが付いてきます。うほお。

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自分で焼くスタイルが嬉しいね。柔らかさ、しっかりした鶏の味わいがたまりません。Hさんの表情がすべてを物語っておりますなあ。

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ふだんは軽め昼食で済ませるワタクシ、テーブルに並んだ品々をみて「こんなに食えるか?」と一瞬不安になりましたが、なんのなんの、ガンガンいけちゃいました。美味いモノは美味いのだ!ご飯のおかわりはさすがに出来ませんでしたが・・・。全員完食し、満腹・満足・脱力・放心状態のHさん。

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外に出て、お店の前でHさんとA君のツーショット。無理にカッコつけてないかね、君たち。

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以上、熊本県の山中の「なかむら」さんでいただいた、だご汁定食、地鶏焼きつきの満腹レポートであります。嗚呼、なんたる充実した昼飯だったろう。熊本県って、やっぱりサイコーだわあ。

そうそう蛇足ですが、だご汁が何なのかが一目瞭然つうナイスCM動画を、霧島酒造さんのHPから転載します。これをみると、だご汁で焼酎を呑みたくなりますねーー。ぷしゅう~。



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