注意!昆虫嫌いのひとは絶対に見てはいけない「幼虫」の話。 [日常]

2021年10月。

本日の記事には、事前の注意事項(警告)があります。

昆虫とくに幼虫(いわゆるイモムシ)が苦手な方、これ以上読んではいけません。

そうゆう方は間違いなく「ギャーー」「ひええ」と悶絶する写真が出てくるからです。

北海道出身の田舎もん(←私のこと)からすると、どうってこたあないですが、嫌いな方は、絶体絶命的、徹底的、コンプリートリーにNGですからね、こーゆー生き物が・・・。

良いでしょうか、大丈夫でしょうか。

ワタクシは警告しましたよ。

 

=== ここで行数を稼ぐために休憩 ===

  

てなわけで、先月(9月)のこと。

当方の自宅、屋外のささやかなスペースに、私が大切に育てるブラックベリーがあります。60歳目前のオッサン(私)が言うと気持ち悪いけど「ベリーちゃん」と呼んで可愛がっているのであります。

そのベリーちゃん、どうも様子がおかしい。

葉っぱの数が急に減ったように思えたのでした。どれどれ・・・と調べてみると、ひえええ、元気いっぱいのイモムシ君が、むしゃむしゃとベリーちゃんの葉っぱを食べているではないか!その証拠写真がこれです。

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うわああ、なんちゅうことすんねん!と何故か関西弁。

しかしこーゆー生き物が嫌いではないワタクシ、即時排除はせず、まずは観察です。きれいな緑色のイモムシ君は、新たな葉っぱを求めて茎をつたって移動を始めました。障害物を乗り越えるときには、ヨイショ、ヨイショ、と声が聞こえるようで、ちょっと可愛い。

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長さは、6~7センチ。どっしりとした存在感がありますね。

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さて、ここで誰もが疑問を持つでありましょう。イモムシ君は何の幼虫なのか?成長すると、どんなお姿になるのか?

もちろん調べました。ネットによると、オオミズアオという蛾の幼虫らしい。ひじょうに大きな蛾になるようです。駆除対象の外来種ではありません。めちゃ珍しいわけではないが、絶対数は減っているそうです。

というわけで、心情的には我が家に来てくれたことを歓迎、ここで立派な蛾(成虫)になってほしい、と思うものの、半日放っておいたら、ベリーちゃんの葉っぱがさらに減った(食べられた)ことを知るに至り、ワタクシ苦渋の決断しました。

イモムシ君には、引越ししていただこう、と。ほおっておくと、ベリーの葉は、食欲旺盛なイモムシ君にすべて食べられてしまいますからね。

どうやら、ブナの葉など好んで食べるようなので、事前に近所の森(のけっこう奥)へ分け入り、ネットの植物図鑑と照らし合わせ、それらしき木を見つけました。

イモムシ君に毒はないそうですけど、園芸用手袋をはめたワタクシ。彼(彼女?)をクッキーの空き缶に移します。イモムシ君は嫌がって抵抗し、茎にしがみつき意外に強い力を発揮しますが無事に空き缶へ。

目星をつけておいたブナの木の、葉っぱが密に茂っている個所に置いてあげました。しばし戸惑うイモムシ君ですが、やがて元気に動き始め、お引越しは完了。

すまなかったねえ、我が家で君を育てるのは無理なんだよ、と声をかけると、イモムシ君も「お世話になりました。ありがとう」と答えたようで、ここに人間と昆虫の、心の交流が生まれたのであります。。。本日は以上!

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