夏の勤務は、PST (プライベート・サマータイム)。働き方改革だの、時差Bizだのと役人さんに言われてすることじゃないよ。 [雑感]

2018年7月。暑いっ・・・。言うほど暑く感じるので、もう言わんとこ。

さて今年、東京都が小池都知事主導のもと、こんなスローガンを掲げております。

jisa01.jpg
時差Biz。なんじゃそりゃ・・・と疑問を呈するまでもなく予想はつきますね。都心に通うサラリーマンのほとんどが朝7時から9時の間に電車を利用するため、どこもかしこもギューギューの満員電車になっている。この状態を緩和し、皆さんが気持ちよ~く通勤するために、もっと朝早く電車に乗ろうよ、っていうキャンペーンです。

うーん。

特定時間帯の、異常に高い電車利用率を解消したいのはよく分かります。混雑により、乗客の不快感だけでなく、事故(扉への挟まれ)や、事件(客同士のケンカや痴漢騒ぎ)も発生するから、なんとかしたいのは分かる。

しかしなあ、そーゆーこと(時差通勤)って、役所から言われてすることかあ、と私は思う。

不快に感じるなら勝手に時差通勤するだろうし、大きなお世話じゃん、と感じてしまう。

ただし逆の見方をすれば、利用客側の弱腰も感じます。「お役人様の後押しがないと、時差通勤などという勝手なフルマイは、わが社ではできませんのよ、ううっ・・・」つう日本人的な没個性が見え隠れします。ツライツライと言いながら、みんなと同じ満員電車を使うことで安心する、付和雷同のメンタリティー。私にいわせりゃ、まるでバカ丸出し、「犬の性質」ではありますが。

そうそう「働き方改革」がぶち上げられ、サラリーマン生活も多少まともになったかあ?と思いきや相も変わらず、自分好きオジサンの演説で無駄に長い会議、そもそも開催理由の分からん会議、書くことが何もなくても無理やり提出させられる日報、持ち回りで良いハナシを強要させられる朝礼・・・など、エライさんの虚栄心を満たすだけの無駄時間は、まだまだ駆逐されていないんですなあ。トホホ。

あほか!と私が憤る最悪の言説は「自分の仕事は終わったけど、定時ちょうど(17時)には帰りづらい」とか「みんなが出勤するので、土曜日曜は出勤せざるをえない」などというバカ話。ここにも、犬の生活がありましたか。ま、そう言ってるやつは、結局、誰かに気を使うことで、何かの「得をえよう」としているから、勝手にすれば?と思うが、いやはや、日本のサラリーマンというのは面倒くさいもんですなあ。

で、ここからは私のハナシ。時差Bizなどという押し付け言葉と無関係に、ワタクシは、

PST (プライベート・サマータイム)

を敢行しております。ワタクシ京橋の職場への出社時刻は、6:00、から、6:45、の間です。飼い猫にエサを食べさせる都合、起床が午前4時前でふつうに出社すると午前6時前には会社に着いちゃうのですが、それは早すぎなので少しゆっくり出社します。

ゆっくり、と言っても、早朝ゆえ、通勤電車はガラガラ。あまりにガラガラなので上野駅に到着する手前で車内の写真をパチリ。

jisa02.jpg
千葉県から都内へ向かう電車で、ここまで空いている様子は、なかなか見られんでしょう(って、私が自慢することじゃないけどね)。

jisa03.jpg
さて、私の職場でも、世間でフツウになっている「フレックスタイム制度」が導入されてますので、1日というスパンで辻褄を合わせるとしたら、例えば、6:30に働き始めれば、定時前2時間が勤務時間にカウントされ、退社は定時(17:15)より2時間早い15:15、でOKとなります。

てなわけで、ワタクシのPSTは「6:30出社、15:15退社」や「7:15出社、16:00退社」というパターンです。通勤電車は、行きだけでなく、帰りもガラガラ。快適このうえありませんぜえ。さらに言えば、ガンガンに明るいうちから酒が呑める!有楽町や御徒町の24時間営業酒場がアナタを待っている!(これを続けると体を壊すので要注意ですな)。

ところで、このPST。実は、口で言うほど簡単に実行できません。問題その1は、出社ではなく、退社のほうで「15:15に帰る」行為が意外に難しい。サラリーマンをやっていると、シゴトは定時(17時過ぎ)までするものだ、というインプリンティング(刷り込み)があり、そこを乗り越えるのはちょっとしたハードル(私は全然平気ですけどね、初心者はなかなか難しい)。

問題その2は仕事に没頭すると(とくに技術文書や論文を書いていると)、気がつくと16時になり、あれれ、と思っているうちに17時になり・・・と勝手に時間が過ぎて、15:15退社など夢の夢となってしまう。対策?としては、やりかけシゴトがあっても日限が許すならスパッとやめ、「明日やるぞ!」と割り切ることでしょう。

以上、ワタクシが何を言いたいかというと、世間(組織)の思惑や、役所のスローガンに惑わされず、自分のシゴトのやり方は自分でコントロールする、という強い気概をもって、仕事内容の優先順位付けと効率化、勤務時間管理を自分の「支配下」に置きましょう、というハナシなんであります。

世間がクール・ビズなどと言い出す何年も前から「ネクタイやスーツなんて要らん!」と自発的にそれらを放棄したワタクシです(おっと自慢が入ったぜ)。ルールはルールとして守るとしても、無駄や無理はどんどん無くし、快適サラリーマン生活を送ろうではないか!と気合がはいって、今日はお終いっ。グッドラック!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。