博多の地下通路で、鮎川誠さんのイベント告知ポスターを拝見し、オオッ、と唸った日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2018年7月某日。

今期は、4月から九州出張が多く、この日は、博多の祇園地下鉄駅から、JR博多駅へとつながる地下通路を歩いていたワタクシであります。この地下通路、雰囲気が暗いのであまり好きではないが、地上の暑さを考えると、避難的に使用してしまう。

さて、なんとなく地下通路に貼られたポスターを眺めると、ああ、やはりこの時期は「博多山笠」ですな。夏の大イベント。世界に誇る日本のお祭りでもあります。

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で、通路を進むと、おやおや、こちらのポスターは・・・。

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おおお!これは!ギタリスト、鮎川誠さんのトーク&ライヴのポスターであります。7月28日開催。

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鮎川誠さん、70歳になられたんですね~。そりゃあそうだよなあ、シーナ&ザ・ロケッツといえば1970年代から活躍されていたわけで、いや、もう、80年代の鮎川さんの細身で長身の体躯、イケメンに黒ぶちメガネ。スタイリッシュにギブソン・レスポールを構えたら、それだけでめちゃくちゃカッコいいんだ。やってる音楽はパンク、ってえのも良しですね。

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鮎川さんが九州の福岡出身なのは周知の事実。バリバリの九州弁ですもんね~。やってる音楽と日本ローカリティとの落差もカッコ良いのであります。九州ご出身といっても、武田鉄矢さんでは、こうはいかないのであります。

そうそう、ロックやパンクなんてやってるヤツァしょせん落ちこぼれだあ、つう世間共通認識が、1980年代はありましたが、そんなときは「シーナ&ザ・ロケッツの鮎川さんは、九州大学卒ばい!」と反論例として使われたもんであります。オフコースの小田和正さん(東北大学卒)、鈴木康博さん(東京工業大学卒)では、なかなかこうはいかないのであります。

ハナシを鮎川さんに戻しますと、バンドの盟友で、奥様でもあったシーナさんの数年前の逝去はほんとうに残念であり、つらいデキゴトだったろう、とお察しします。しかしポスターをみると、シーナさんのご遺志を継いでか、7月のイベントでは、シーナ&ザ・ロケッツの40周年ライブもあるようですね。(ポスターでは、シーナ&ロケッツ、になってますが、いつの間に改名?)

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ちなみに、鮎川さんの70歳記念イベント、会場が「福岡市科学館」とは渋い。いや、むしろカッコいいすね!

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ということで、オヤジ(=私のこと)が、博多の地下通路で、1980年代の音楽思い出に浸った顛末を紹介して、今日はお終いっ。チャオー。

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Discus

よく見ると、スペシャルゲストで元ピチカートファイブの野宮真貴さんのお名前が書かれていますね?
シーナの代役で歌われるのでしょうか?
by Discus (2018-07-18 22:26) 

門前トラビス

To Discus様、コメントありがとうございました!
すでに、YouTubeには、7月28日のライブの一部がアップされていましたよ。
野宮真貴さんが、シナロケの「ユー・メイ・ドリーム」を歌っております!
野宮さんが、いかにも彼女らしいファッションで歌う横には、70歳とは見えぬスリムでクールな鮎川さんがギターを弾いておられます。
いやあ日本もステキな国になりました!じーーん。
by 門前トラビス (2018-08-03 05:35) 

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