2009年に観た新作映画のベストは? [映画]
年末に、その1年間を総括する芸風は、あまり好きではないのですが、(この歳になると、1月1日に心機一転するわけでもないし)、まあ、今回はかたいこと言わず。
2009年に映画館でみた作品を、総括しちゃいます。
2005年、1年間に150本の封切作品を観た快挙(?)を成し遂げた私ですが、その後、年々、観る本数は減り続け、2009年には、ついに100本以下、というていたらくであります。したがって、「今年の映画は・・・」などとエラソーには言えません。
よって、今年、一番感動した「ベスト1」の作品だけを発表します!
是枝裕和監督・脚本、ペ・ドゥナ主演「空気人形」です。「感動」という言葉を安易に使いたくないのですが、発想といい、出演者といい、ストーリーといい、「間」といい、素晴らしい邦画です。思い出すだけで、じーん、としちゃいます。普通にいう(ハリウッド映画などでいう)「感動作」ではなく、言ってみれば変化球系。当然、好みは分かれるでしょう。
しかし、ぺ・ドゥナさんが演じる、空気人形のぞみの生き方をみて、全くの他人ごと、単なるフィクションとしか感じられないとしたら、寂しいなあ~と思います(何を感じるかは観る人の自由ではありますけどね)。私は、この映画を観て、人間の生きる悲しさ、人間とはなにかを、深~く考えてしまいました。
映画ブログのほうに記事を書いていますので、興味があれば、以下どうぞ。
映画「空気人形」の記事はこちら → ここをクリック
・・・と、気持よく終わりたかったのですが、どんなジャンルにも「良い」ものあれば、「悪い」ものもある。ということで、2009年に観た映画の中で、私をマイナス感動させた怪作をご紹介しましょう。
「リミッツ・オブ・コントロール」です。その題名どおり(?)、観客の制御(辛抱)が限界を超える、アワワな映画でしたねえ。いや、まあ、ネタとしてはいいんですけど、これに1800円ってえのも・・・・
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いやあ、年末年始の映画三昧が楽しみです。
皆様も、素敵な映画人生を!!
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