高校時代の同級生と、25年ぶりに呑んだハナシ。愉快なおバカ、は最高だぜ。 [宴会、呑み会]
2023年5月。
数週間前のことでナンですが、友人Iと25年ぶりに呑んだくれたつう極私的なハナシであります。Iという男は、札幌の高校の同級生で、1979年(44年前!)に同じクラスでした。私も他人のことは言えないが、こいつ、陽気で愉快なおバカさん、なんであります。
ネタは尽きませんけど、たとえば、ワレワレ(私+I+他数名)は土曜日、湯桶を持参して登校し、放課後にみんなで銭湯に行ってましたなあ。ご近所のおじいちゃんかよ!
あまりにもアッケラカンとした言動に、Iの当時のあだ名は「少年」。一方のワタクシは「アメン」(由来は微妙)。ま、どうでもいいけどね。いま、Iは東京に住んでいて、ワタクシは千葉県在住。年賀状のやり取りはしてるものの、25年前に銀座で呑んだのを最後に対面機会がなく、今に至った、つうわけであります。
で、昨年、定年退職してヒマ人になったワタクシ、Iと連絡を取り合いやってきました、東京都の大森へと。1軒目は良い子が大好きな町中華。住宅街にたたずむ「旭家」さんでございます。
開店時刻(16:30)に店内で合流したIとワタクシ。44年前の高校の同級生、当時は10代のワカモノが、今となっては二人とも60歳の還暦オジサンだ。いや、オジイサンだ!などと、どーでもいいネタで大笑い。
相変わらず絶好調のヤツのノリに、このあと2時間、腹の筋肉が切れるんじゃないかと思うくらい、私は笑いに笑ったのであります。少年(←ここからは、Iをあだ名で呼ぶ)は、まあ、高校時代の細かい話をよ~く覚えていて、いちいち笑えるのですな。
修学旅行で、民族衣装をきた大柄な黒人さんにしつこくウイスキーを勧められて泣きそうになった話、とか、一言で場を凍らせるクールなO(あだ名はダースベイダー)、担任のK先生の口癖、数学のT先生の物真似・・・もうネタの宝庫ですよ。いやあ、恐れ入った!
ひとしきり中華を楽しんで1軒目を撤収。旭家さんのご主人にお願いして、店前で記念写真じゃ。
勢いがついたワレワレ、当然2軒目へ移動します。居酒屋「たくみや」さん。地元(大森)の方も、ラーメン屋と勘違いしているのではないでしょうか。ここ、ラーメン、推し過ぎだもんね・・・。
店内にはいってみれば、ほら、チャンと居酒屋でしょう。居心地が良いんだなあ~。さっそく日本酒をオーダーする少年。
で、訳のわからんことをムニャムニャつぶやいとるな、と思ったら、少年は席に座ったまま、眠りに落ちていたのであります。ひえええ~。
2名呑みでゼッタイにやっちゃいけない「酒場寝」の大技が出ました~。多少ムッとしているワタクシ。
怒りの表現のため、ブルース・リーの表情に寄せたんだけど、お分かり?
幸いにも、5分ほどで覚醒した少年、その後は酔いがまわりつつ最低限の会話は続けておりました、エライじゃん!
いやあ、それにしても楽しい夜だったなあ~~。こうやって、当時、仲がよかった同級生と話をすると、忘れていたネタが次々に掘り起こされ、新鮮ですらあります。学校が好きでも嫌いでもなかったワタクシですが、高校時代は良かったなあ~とチョイ思った次第。嗚呼、センチメンタル・ジャーニー。♪ 伊代はまだ16だから~~♪。
しかし。私は知っている。昔が良かった、と感じる理由を。以下はショーペンハウアー先生の名言であります。
「思い出はすべてを寄せ集め、実際そうであったよりもはるかに美しい像を生み出す。思い出が、このように美しく見えるのは、それが今は存在していないからである」
おおっと、最後はシニカルな空気になっちゃいましたね。いや、そうだからこそ、昔のできごとを楽しく語り合える友人は大切なんですぜ、と強引にまとめて本日は以上!
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