7月の3連休。日本酒を呑みながら、ドヴォルザークの交響曲全集を聴く気分サイコーの日。 [日常]

2019年7月13日(土)。

15日(月)は祝日「海の日」なので、おお、本日より3連休です。さて、どうする?と考えるまでもなく、そりゃもう、

家で酒呑んで、音楽を聴きまくる!

に決まってます。今年は長梅雨で関東は連休中ずっと曇りor雨とのこと。そんなとき外に出かけたってツマランからね~と、半ば強引に気持ちを家呑みへ誘導するワタクシです。すなわち、「失われた週末」のレイ・ミランド、「フライト」のデンゼル・ワシントン、「ラスベガスをやっつけろ」のジョニー・ディップ・・・って、ここでマニアックな映画ネタを出してどうする。いや、少なくともワタクシは彼らのようなアル中ではなかった。

というわけで日中はおとなしく(?)地元チバテレビで、高校野球の千葉県予選を拝見します。予選1回戦、2回戦はけっこうコールドゲームがあって、本日中継されたマリンスタジアム3試合も、そのうち2試合がコールド。そうそう昨日は、40対0、という試合があったらしい。うーん、いろいろな意味で選手も大変です。

そうこうするうち、時刻は午後4時30分。美味しいお酒をいただく時間となりました。

5月に出張先の札幌で買った千歳鶴さんの日本酒を冷蔵庫から出します(札幌での記事は→ここクリック)。栓のまわりを黒紙と紐でくくってあり、ラベルには「金賞の酒」の文字。ハイグレードであることをアピールしてますね。

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酒などしょせんは個人の好み、と思うものの、「金賞受賞」「〇〇氏、絶賛!」と喧伝されると、ワタクシ、中身が水でも「この酒、うまいっ!」と言っちゃいそう。付和雷同、主体性喪失、烏合の衆、生きる価値無し・・・そこまで言わなくて良いか。

さて、高校野球の予選中継が終わり、ここからは酒のお供は音楽です。CD棚から引っ張り出したのは、このディスクであります。

故ノイマン指揮チェコ・フィルの、ドヴォルザーク交響曲全集(CD6枚組)。

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全8曲が1980年代のデジタル録音。帯に「ノイマン追悼」とあるので、1995年に全集BOXとして再発されたのでしょう(ノイマンさんは95年に逝去)。

ドヴォルザークの交響曲といえば第9番「新世界より」が圧倒的にポピュラーですけど、ワタクシのフェイバリッツは第8番です。弦楽で悠々と始まる第一楽章、冒頭トランペットが高らかに鳴り響く第4楽章!それから第7番ですねえ。曲にみなぎるポジティヴなパワーがなんとも素晴らしい。

ノイマンさんの演奏にはエキセントリックな場面は無く(皆無というべきか)、美メロをとろけるように奏でることもありません(まあ、とろけたいならカラヤン盤を聴けばよい)、しかし良い意味で安定・安心があり、

日本酒のBGMにはピッタリじゃ!

と申し上げたい。あれえ、すっかり音楽ハナシに逸れましたけど、まあ、いいか。この曲、いったいどこへ着地するのだろう、と不安にすらなる交響曲1番、2番、3番あたりを聴きつつ味わう日本酒とて、心地よいのです。もはや金賞受賞など関係なし!酒を呑むほどに幸せだあ(ただの酔っ払いだな)。

ところでホントの酒の肴(つまみ)は、家の者が昨日買った安売りカマボコでして、私のようなNONBEIはこれで十分なんですよ。わははは。

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いやあ、なんて楽しい1日だったろう。酒を呑み好きな音楽を聴き、眠くなったら寝る。

世間には、日々をダラダラ過ごさず、目的意識をもって1日1日しっかりと生きよう!などと一聴すると正論、しかし一面的かつ功利的視点の言説が蔓延しており、それを真に受けた素直なヒトビトが、何かに追われるように勉強し働き、やがて幻滅して心を病んでいく・・・と話を広げ過ぎだ、と思われるかもしれませんけど、そもそも生きる意味や価値やあり方を、一般化・普遍化する企みこそがオカシイのであって、ワタクシなんぞ

好きな音楽を聴き、美味い酒を呑むのが人生の目的じゃ

と改めて胸を張りたいわけです(自慢)。

以上、アルコールの力をかりて、無駄に力んだところで今日はお終い。チャオー。。。

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