茨城県磯原(いそはら)で、あんこう鍋を食べたハナシ。 [旅]

3月20日~21日、家の者と一泊二日の旅行でした。茨城県北茨城市の磯原で「あんこう鍋」を食べる企画。あんこう、といえば茨城が誇る冬の味覚。地元でいただくのを楽しみにしてました、ふふふのふ。

ワタクシの住む千葉県市川市から磯原までは距離およそ150km。愛車ダイハツ・ムーヴに頑張ってもらいます。三郷ジャンクションから高速にはいり、常磐道を北上へとひた走り2時間ほどで到着です。あっという間ですね。

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朝9時頃に家を出たので、昼前に磯原に到着。天気がよく太平洋はおだやか。浜に打ち寄せる波をみて、幸せだなあ~と、加山雄三さん気分でございます、はい。

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海辺の食事処で昼飯であります。この店も「あんこう鍋」を推してますけど、夜の楽しみだから我慢我慢・・・。

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ランチ膳をオーダーしたら、どどーん!とこのボリュームが置かれて、たじろいでしまった。

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家の者は量少なめ(と予想して)1000円以下のランチを選びましたが、それさえもボリューミーで絶句です。茨城県のサービス精神は旺盛であります。やるなあ・・・。

さて、今回の宿はこちら。「磯原温泉 としまや月夜の湯」さん。大きすぎず小さすぎず、私が考える「ちょうどよい規模」のお宿であります。海沿いに建つ、地魚料理ご自慢の宿。館内は清潔で、部屋も浴場も気持ちよかった。とくに温泉の湯の良いこと!

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ホテルの夕食(=あんこう鍋)までは、まだ時間があります。活発に動き回って、胃のなかの昼食を消化せねばなりませんね。家の者とワタクシは、岡倉天心さんが住んでおられたという「五浦(いづら)」に向かいました。

こちらには、その名も「茨城県天心記念 五浦美術館」という、ぎょっとするほど立派な美術館があるのです。

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美術館の裏手から眺める五浦海岸です。崖が景色に変化を与え、磯原とは違った風情であります。

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せっかく来たので、美術館で開催中の「再興第99回 院展 茨城五浦展」を拝見いたしました。

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上野や六本木で展示される100年以上前の「お墨付き名画」も良いけど、リアル現在に活躍してる画家さんの作品は刺激的でしたね。作者のお名前に惑わされず、「こうゆう作品って良いなあ」と素直に作品に共感できましたもんね。

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院展の作品ゆえか、どの作品もじっくり丁寧に作りこまれた印象です。こうゆうの大好き。ガーッと前面に出る勢いは感じませんが、キチンと描きこむ日本人的美徳に彩られ心地よい。穏やかな気持ちで拝見できました。良い展覧会を観たなあ、という満足感がありました。

いよいよ旅のメインイベント「あんこう鍋」でございます。夜7時。会場はホテルの2階の広間です。パチパチ・・・。

のっけから、どーんと鍋、のはずもなく、舟盛り、煮魚、揚げ物などがひとおおり登場します。

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さすが茨城です。魚はどれも美味しい。ただし量が問題でして。。。メイン料理「あんこう鍋」に行き着くまえに、着実に胃の中が充填されて、「これはいかんぞ」と思いましたね。夕食を提供するホテル側に、都合や段取りがあるのだろう・・・と、ここは出されるがままに従順に従って、ついに、あんこう鍋、であります。

おなかはキツイですが、これを目的に来たからには、完食しますよ。もちろん雑炊もいただきましたーー。

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美味いです、あんこうさん、身も皮も素晴らしい。肝をとかした汁がたまりません・・・ただ、「もう食べられません!」というくらい腹がパツパツで苦しい。家の者は「部屋に戻って、横になるわ・・・」と、デザート待たずに会場から撤収であります。

ということで、今回の旅をまとめると、

天気よし。景色よし。美術館よし。料理よし。あんこう鍋よし。と、すべて大満足なのですが、腹がキツカッタ。「あんこう鍋」にフォーカスし、他の料理摂取を控えめにするなど、工夫が必要だったなあ、とプチ反省です。この経験を活かすべく、次の旅行先を探すワタクシでございます。次回はメイン料理を思いっきり堪能するように頑張るぞお、ちゃんちゃん。


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