旅は長崎県 五島列島へと続くのであります。うわあ、やっぱり五島はいいなあ~! [旅]
2014年7月。
前回記事、山口県旅行の続きであります。旅3日目。8名のうち4名は帰路へつき残る4名(A兄さんご夫婦+私ら夫婦)はさらに西へ足を伸ばします。向かったのは長崎県の五島列島。下地図を参照ください。
五島列島はその名のとおり複数の島が南北に並びます。私は3年前までシゴトで北の上五島に頻繁に行ってました。今回は列島最大の街、福江のある「下五島」(正式には中通島)の探索を計画しました。計画、といっても行先は上陸してから適当に考えよう、という無計画っぷりですわな。わははは。
長崎港からジェットホイール(高速船)に乗って約1時間半。福江港へ到着です。可愛いイラストのお出迎え看板が良いですなあ。今年は長崎で国体があるんですね、ふむふむ。
別看板に目を移すと、ありゃあ、怪しいゆるキャラ(?)が描かれております。五島名産、椿(つばき)の花を頭部に乗せるのはアリとして、関節のくにゃくにゃが不気味。目がフル黒目なのも怖い・・・お名前は「つばきねこ」だそう。コメント不能ですが、だらけた雰囲気は気に入ったぜ!
いかんいかん、出会ったモノに、この調子で、いちいちツッコミしていては話が進みません。以下、写真メインで駆け抜けましょう。
福江港からレンタカーで10分も走ると、店やホテルは姿を消して目前に広がるのはひたすらのどかな島風景。
江戸時代、キリシタンの弾圧が熾烈だった五島列島。明治にはいると宣教師さんたち、信者さんたちの努力で、いくつもの教会が島内に建てられました。有名なのは堂島教会です。レンガ造りの素晴らしい建物です。
さて五島といえばやっぱり「海」です。真っ白い砂が美しい高浜ビーチ。遠浅の浜辺に打ち寄せる穏やかな波。まさしく「ザ・ビーチ」です。A兄さんは膝まで海に浸かりご満悦。海水に濁りや汚れがまったくなくビックリですよ。日本一美しい、と評されるのも分かります。
休憩所&軽食レストラン。この風情、ビーチにバッチリあってます。
めちゃ暑い日でしたからね~、「かき氷」の注文は必須でしょう。冷たい!美味い!
砂浜で太陽を浴びマッタリしていたい、のはヤマヤマですが、島の探索はまだ続きます。高浜ビーチに別れを告げて・・・
向かったのは島の西端、大瀬崎の展望台です。断崖絶壁の先に灯台があります。おお絶景だあ!・・・のはずが、界隈は霧がかかっており視界が悪く、ちょっと残念でしたね。霧をバックにA兄さんとワタクシの記念写真です。
宿に到着したのは午後3時。福江の街から車で10分、山の中腹にあるコンカナ王国という施設です。敷地内にレストラン、ワイナリー、温泉、プール、ログハウスなどが並ぶ別世界リゾート気分。泊まるのは、ホテルの部屋ではなく、リビングとベッドルーム付きの家一棟。まるっと借りるのでした。欧米風の清潔な建物で、左がわれわれ夫婦の家、右がA兄さんご夫婦の家。うーん、贅沢気分。。。
夕食はコンカナ王国内の和食処でいただきます。お世辞抜きでホント美味っす。魚には特に大満足。名物の五島うどんは一工夫し椀物に仕立ててあり、さすが!であります。
食べ物ネタが続いてすいませんが、翌日、朝バイキングに「鯛茶漬け」がありました。私は茶漬けにせず「鯛の漬け丼」でいただきました、これがまた美味いんだわあ。
旅の最終日。福江港に戻ったワレワレは、グラスボート(船底がガラスになっていて、海中を眺めることができる)に乗り込みました。A兄さんの精悍な横顔。「海の男」の顔つきになっております。
15分ほどでポイントに到着すると、船内アナウンスに従い、乗客は船底へと移動します。ガラス越しにみる海底の様子。おおサンゴがいっぱいだあ。周りをカラフルな魚たちが泳ぎ、底の砂地にナマコ、ウニが転がっております。海はいいなあ~と思わせるこのヒトトキ。すっかり満足した4名であります。
さあて、五島での最後の食事(昼飯)ですね。入ったのは福江の商店街の「寅寿司」さん。お寿司屋さんであろうと私は「五島うどん」をオーダーであります。(ちゃんとメニューにあるのが嬉しいですねえ)
これですよ、これ。日本のうどんの中でワタクシが一番好きなのが「五島うどん」であります。讃岐も、稲庭も、氷見も、水沢も、山形も、北海道も、美味しいんだけど、やっぱり五島だなあ。「細麺だけどしっかりして」「つるっとしたノドゴシ」がたまりません。幸せ幸せ!
大好物の「五島うどん」をドーンとご披露したところで、萩から始まった4泊5日の旅レポートはこれでお終い!であります。
今回の旅仲間とは、来年、四国の旅を楽しむことになっております。楽しみだなあ。みなさん、元気で!
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