我が家にやってきた、白いきのこ。しかし、命は短し・・・。

今年（2013年）は、「きのこ」発生が少ないと嘆いていたワタクシですが、9月の残暑時期にきて、やっとの嬉しいご報告であります。きのこに興味ない方には全くどうでも良いネタですが。

家の者が育てている鉢植え植物。その鉢の土の上に、白いブツが発生したのであります（←誤解を招きそうな表現ですが、ブツといっても違法な「粉」じゃありません）。もったいつけるまでもなく今日のお題、白いきのこ、であります。

じゅん菜池緑地でも少数しか見つからなかったのに、意外や、我が家の植木鉢に降臨とは。素晴らしいではないですか。本日の早朝、当該物件を発見した私は、家の者に「おお、きのこが生えた！きのこだ！わははは」と歓喜の報告をしたところ、家の者の返答はなんと、「そう、きのこが生えたけど、言い忘れてたわ。」と、極低温かつアパシーな言い草なのであります。

なんだよ、生えたのは今朝じゃなく、昨日、あるいは一昨日なのか。

どうりで、傘が開き気味、全体が乾燥しています。ガクッ。。。

まったく、もう～ですな。きのこは、あっという間に劣化しちゃうんだから、見つけたらすぐ報告してほしいよね。

ま、過ぎたことは仕方ないので、今の状態から種類を特定しようと、いつもの「きのこ図鑑」を片手に同定作業です。30分ほど図鑑とにらめっこしましたが、結局、オニタケの一種かなあ？くらいのゆる～い推定しか出来ませんでした。だって、きのこって、どれもこれも同じヴィジュアルなんだもん。区別は到底、無理ってもんだよなあ。

と、あっけなく種類特定を断念すると、白いきのこ君はショックを受けたのか、夕方には、傘の両側が垂れ下がり命尽きていく感が漂っておりました。名優、志村喬さんなら、ここで、「命～短し～恋せよ、乙女～♪」とお歌いになることでしょう・・・ってどんだけ古いネタだ。

種類は特定できませんでしたが、きのこが我が家にやってきた喜びに、一応は、むふふふん、と喜んでしまった、単純な、きのこウオッチャーのワタクシでありました。嗚呼、ちゃんちゃん。