完璧な敗北のあとに明日は来るか!?某社との懇親会兼忘年会に、脱力と苦笑いの日。 [宴会、呑み会]
たま~に「趣味はなんですか?」と質問されますと、最近のワタクシ、「趣味は宴会の幹事です」とキッパリ答えるのであります。ああ、潔い。念のために申し添えますと、私は「仕切りたがり」ではありません。ただし呑むなら自分が楽しいのが一番ですので、必然的に宴会は日程、お店、メンバーふくめ自分がコントロールしたい、という短絡的かつエゴイスティックな発想に至ったわけです。
てなわけで、12月某日。幹事ワタクシによる、シゴト関係2社の合コン・・・じゃなく、2社の懇親会兼忘年会が開催されたのであります。
当方の会社側のメンバーは4名全部おっさん、なのに対して、相手の会社さん3名は、女性2名+若手男子1名というベストミックスな構成で、その時点で正直「負けた・・・」と思ったのであります・・・って、そこ勝ち負けかよ!
ま、出鼻をくじかれたとしても、宴会なんつーのはねぇ、どれだけ場を盛り上げたか、つぅー最後の「結果」がねぇ~、大切なわけよ、わかるぅ~?と、無理やり場末酒場の酔っ払いオヤヂを演出してみました。
ところが「場の盛り上げ」という観点でも、相手の会社さん3名に押されっぱなしなんであります。敵はわれわれを囲むように両脇2か所と中央に人員を配置、こぼれ球を確実にすくい取り、カウンターから得点に結びつける世界レベルのプレイに出るのであります。さすがは海外営業部門、宴会でもグローバル感覚です。
いつもは強引に場を引っ張る我が社の暴れん坊将軍ことYさん(下写真左)も、敵の「囲い込み運動」により羊のごとく穏当な表情になっている。絵に描いたような「骨抜き状態」なんであります。
敵の一角を崩すべく、女性兵士Tさんの背後に回り込んだNさんとワタクシ。しかし、Tさんは動揺の色もなく、素敵な笑顔をカメラに向けるのであります。なんという肝の据わった女性なのだ!
一方、敵の女性士官Uさんは若手KAさんを従え、弊社のおバカK氏、Y氏を完全マークです。観念した2名(K、Y)は、表情と小道具(韓国海苔)を使ってのボケを放つものの、ツッコんでくれる誰もいないという末期的状況。それにしても我が社の切り札が、このグダグダ2名というのも情けない話ではある。。。
ここで一発逆転を狙い、これまでおバカのふり(?)をしていた我が社の特命課長Kが、大技に打って出たのであります。それは「説教攻撃」。自分勝手なテーマを設定し、他人の侵入を排除したうえで、最後は「お前ら、なっちょらん!世の中、腐っておる!」と一説ぶつことで、場を強引に我が物にしちゃう荒業です。
まず身近にいる2名に説教口調でからみつくK氏。それを眺めても笑顔を崩さないTさん。どちらかといえば身内のNさんのほうが苦笑いだぞ。それじゃオウンゴールだろっ!
いよいよ、ここぞ、という(と、本人が勝手に思い込んでいる)タイミングで、人差し指を立て「どうなんじあゃ!」と声を荒げるK氏。しかし敵の女性士官Uさんは「ふふ、バカね」と、K氏の主張&行動を文字通り、一笑に付すのであります。うわわわ。。。
結論 : 懇親会兼忘年会は、相手の会社さんの一方的勝利によって、幕を閉じたのであります。
ま、負けた、完全に・・・完膚なきまでに。
とはいえ、帰りの山手線で互いの健闘をたたえ、笑顔でピースサインのTさん、KAさん。。。
ああっ!今気づいたぞ、二人の出しているのはピースサインではなく、「勝ったぜ!やったぜ!」という、まさに本来の意味である「Victory」宣言なのか。それを通勤電車の中で掲げるとは・・・お、恐るべし。
ワタクシが幹事で開催した会合で、このようなふがいない負け方では立つ瀬がありません。このまま済ますわけにはいきませんなあ。今回の相手さんとは改めて対決せねばなりますまい。
ただ、今の戦力で対決しても返り討ちにあうのは必至です。我が社に必要なのは人員強化。とりあえず傭兵を雇うとかね。なんつう非生産的なことを考えているうちに、2012年もなんとな~く終わっていくのであります。ちゃんちゃん。
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