驚異のお買い得CDボックスセット ヴィヴァルテ CD60枚組セット！

2011年3月。

クラシック音楽CDがスゴイことになっております。何がスゴイって、ボックスセットの低価格・・・というより、暴落とも思えるような値段です。

以前、英国CHANDOSのCD30枚組ボックスセットや、ドイツ・ハルモニア・ムンディ50周年記念ボックスセット（CD50枚組）という企画良し、音質良し、価格良し、の3拍子揃ったセットを当ブログでご紹介しました。

今回はそれらに勝るとも劣らぬインパクトのある物件です。 

ヴィヴァルテ・レーベルのCD60枚組ボックスセット（輸入盤）であります。ヴィヴァルテは、ソニーが1980年代末に立ちあげた古楽専門レーベル。アンナー・ビルスマさん（チェロ）や、ブルーノ・ヴァイルさん（指揮）など、アグレッシブな演奏家の大暴れ（？）によって、一時代を築きました。

私も20年間で、20枚以上のヴィヴァルテCDを購入しているので、それなりの思い入れはあります。たとえば、チャールズ・ナイデックさんのクラリネット名人芸にはホントにしびれましたね～。

さて、今回の60枚組ボックスセット。既発録音すべての集大成ではありませんが、バッハ、モーツアルト、ハイドンといった美味しいとこを中心に堂々の60枚。価格が税込11,990円ですから、CD1枚あたりがなんと199円！お買い得・・・というより激安であり、買わないヤツァはクラシック・ファンとは言えませんぜ、ダンナ！と申し上げたい。（なんだか、TVショッピングっぽいなあ）

1枚に2500円も払って、こつこつと買った過去が虚しくなる身もふたもない低価格設定に、気分はちょいと微妙だけど・・・まっ、いいか！

初回限定生産ゆえ見つけたら即購入と決めてました。が、都内や千葉、神奈川のCDショップでは見つけられず、ネット購入も考えた矢先、大阪出張時、昼飯ついでに寄った梅田NU茶屋町ビルのタワーレコードでついに発見であります！ふふふ、獲物をロックオンした私から逃れようとは大きな間違いだぜ、ヴィヴァルテさんよ。

こちらのタワーレコードは2フロアを使う、いまどき珍しい巨大CDショップ。関西の底力恐るべしです。豊富な品ぞろえに、庄司紗矢香さんのバッハ（無伴奏）など余計な買い物をしそうになりましたが、CD60枚で十分ヘヴィーな荷物なのでガマンガマン。関東に持ち帰り、ただいま自宅でモーツアルトを聴きまくっているところです。

ところで、NU茶屋町のタワーレコードで、関西ならではの企画に遭遇しました。お笑い系DVD発売記念企画らしく、店内にミニ・ステージ、そこにマイクと、芸人さんの等身大人型が置かれています。 

説明書きがステキですなあ、「舞台にあがってご自由にボケてください」・・・うーん、関西人はこんな無茶な企画にもノレるというのか？などとボケならぬツッコミをしつつ、自分がミニ・ステージにあがってボケをかますとこでしたよ。アブナイ、アブナイ。