札幌で食べた美味いもんは、ラーメンでも、海鮮でも、ジンギスカンでもなく、これ! [旅]

2021年7月。

先週の札幌出張中(7月14日~17日)のこと。大通公園近くのビルで、午前中の会議を終え、ホテルへ戻る途中、空腹がピークに達したのであります(朝飯を抜いたのが失敗ですね)。地下鉄大通駅の界隈で、サクッと食事をとることにしました。

札幌といえば、ラーメン、スープカレー、寿司、海鮮丼、ジンギスカン等等、おいしい食べ物に事欠きませんが、千葉県在住ながら、出身が札幌つうワタクシ。観光客のように、無思想に北海道名物に流れることはございません(きっぱり)。そのとき食べたいモノを見極めるわけです。結果、私のココロは「スパゲティ・ナポリタン」を求めていることが判明。ならば、あの店じゃ・・・と、オートマティカリーに足は大通西5丁目へ。地下鉄駅と直結の地下1階レストラン街に到着です。

やってきたのは渋い店構えのこじんまりした喫茶店。「シャノワール」なる店名、意味は全く分かりませんが語感が良いですな。いずれにしても入りたかったのは、こーゆーお店です。

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店頭ボードに、スパゲティ・ナポリタンを掲げているところが、嬉しいじゃないですか。

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入店が13時過ぎだったので、ランチのお客さんは撤収したあとのよう。奥のテーブル席へ座り、昭和時代を彷彿とさせる店内を一望、過不足なき予定調和のたたずまいを味わいます。

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注文したのは、もちろんスパゲティ・ナポリタン、食後コーヒー付きで税込790円。こちら、であります。

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ケチャップどっぷりのウエッティな外観からして堪らん。ソーセージ、玉ねぎ、ピーマン、という王道具材がたっぷりなんであります。

食してみれば、いい塩梅に酸味がきいております。麺のゆで加減、具材の炒め具合もちょうど良し。ここにタバスコと粉チーズを振りかければ、この安心感は何じゃ!とニンマリのワタクシでした。

ひとり札幌でいただくスパゲティ・ナポリタン。好きなものを、好きなときに、好きな場所で食べられる、これを幸福と呼ばずしてなんと言おうか!・・・と、ランチでここまでハッピーになれる自分は、なんて単純でしょう。以上で、某日の札幌での昼飯話はお終いっ。

時間が前後しますが、この日の早朝。豊平川(とよひらがわ)の河川敷を散歩しました。

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無風・晴天、穏やかな川面の光の反射が美しく、こうゆう、どこにでもありそうな「普通の景色」大好きのワタクシは、ここでも幸福をかみしめていたのであります。

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土手ごしに見えるのは、日本清酒さんの醸造所。看板商品「千歳鶴」の文字が陽の光にまぶしい。よおし、今晩は、ホテルの部屋で日本清酒さんの辛口名酒「柴田 純米吟醸」をひとり呑みじゃあ!と決意したワタクシでありました。本日は以上です。

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