19日間で大成長した羊っぽい白きのこと、ヤギのめいちゃん。 [きのこ]

2021年7月31日。

本日で7月が終わります。それにしてもコロナ猛威、恐るべしです。ここにきて1日の感染者数が過去最多、連日の記録更新とはビックリですね。

コロナもさることながら、屋外の異常な暑さゆえ、自宅に引きこもっているワタクシ。平日日中は在宅勤務。夜は松本清張センセイの小説を読み、ジャズのCDを聴いて夜9時には寝る。東京オリンピックに関心の薄いワタクシなのでした、すいません・・・って誰に謝っとるんじゃ。

さて早朝のハナシ。多くの方が就眠中の午前4時半に、ワタクシの屋外活動が始まります。活動といっても、よーするにご近所散歩ですね。気温が低いうちに、誰もいない近所界隈を1~2時間ほどウオーキングです。

某日。まず自宅裏手の、じゅん菜池(じゅんさいいけ)緑地を一周。さっそく、食いつきネタに遭遇です。7月上旬、いまから19日前、木の切り株にワラワラ発生していた白い球状きのこ。それがなんと、大成長していたのであります!ビフォー/アフターを写真で比較ください。

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いやあ、嬉しい。こーゆーふうにヴィジュアルに「成長」を認識できると、生き物バンザイ!と叫びたくなりますね、いやホント。それにしても見事に育ちましたなあ。さわってみるとカチンカチンに固く、サルノコシカケ、の一種なんでしょう。見た目、なんとなく「羊」っぽい。まだまだ成長してほしいなあ。

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散歩早々、きのこのとりこ、になりましたが、気付くと周囲でセミが鳴いております。殺人的な音量・耳障りな音色ではなく、おとなしく耳に心地良いのは早朝だからでしょう。そういえば界隈に、セミの抜け殻が目につきます。

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立ち入り禁止ロープにも、たくさんのセミの抜け殻がぶら下がっております。

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散歩開始から20分。このあと、どう展開するか、と考えること1秒。即決で国道298号方面、北へと移動します。会いたい方がいるからです。

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じゃーーん。めいちゃん(7才、女の子)であります。

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さきほど、羊っぽいきのこが登場しましたが、メイちゃんは羊ではなく、ヤギです。2014年生まれですから、7才ですか。齢7才にして落ち着いたたたずまい。哲学者然としたお顔。ふさふさと伸びた白ヒゲがチャームポイントでありましょう。

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「めいちゃ~ん」と声をかけると一応は寄って来ますが、媚びるわけでもなく、超然・ストイック雰囲気もステキです。うーん、可愛いなあ~。

以上、羊状のきのこ→セミの抜け殻→ヤギのめいちゃん、の流れに身を委ねた早朝散歩でした。さて夜9時になったので、ワタクシはそろそろ寝ますぜえ。本日は以上!

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弁当男子、ならぬ、弁当ジジイとなったワタクシの、楽しい昼飯時。 [日常]

2021年7月。

収束どころか勢いを増す首都圏コロナ状況であります。ワタクシの職場は、JR東京駅から徒歩5分ほどの場所にあるので、当面は在宅勤務に徹し、出勤などせんぞっ!と決め打ち・・・したいですが、どうしても週に2日程度、オフィスに行く必要が生じるのであります。

出社したさい、重要な懸案事項は「昼飯」であります。職場界隈の、京橋や銀座の飲食店は昼飯時は混雑しており入店は避けたい。出勤途中にコンビニに寄って、サンドイッチやおにぎりを買う手もアリですが、なんとなく味気ない。

てなわけで、2か月ほど前からワタクシ、家から弁当を持参しているのです。弁当を作るのは自分、であります(ここ自慢です)。

いわゆる、弁当男子、でございます。と、ここでフト思ったのですが昨今「草食男子」「メイク男子」など、〇〇男子、つう言い回しがフツーに使われますが、違和感を感じませんか?

男子、つうのは、郷ひろみさんが歌うところの「男の子」であり年齢上限はせいぜい20歳だと思う。それを超えたら男子ではなく「男性」ですわね。ただし、そうなるとワタクシのような60歳目前のおっさんは、公園の男子トイレを使えないことになり、オリンピックの体操「男子団体」戦にも出場できません・・・って、そりゃもともと無理か。うーーん、男子ねえ。花より男子、おっと読み方が違った。

そういえば、スティーブン・セガールを「沈黙の男子」とは絶対に言わんであろう。あの方は、男の字すら違って、漢(おとこ)であり、ありていにいえば、オヤジ、である。演歌の大御所、北島三郎さんは多くの歌手から尊敬と親しみをこめ、オヤジ、と呼ばれており、そこで、男子、はありえんだろう・・・って、話が迷走、散らかった。すいません。

なんの話だっけな、ああ、弁当ね、弁当。そう、2か月ほど前から、弁当を作って職場に持参する、律儀な弁当ジジイとなったワタクシ、つう話でした。

いやあ、作り始めると、楽しいんですよ。おかずは卵焼きとかウインナーとか代わり映えしないんだけど、不思議なことに、昼飯時にワクワクしますもんね。自分で作ったから、弁当箱に何が詰められているのは知っているわけです。それでもフタを開けるときに気分がプチ盛り上がる。これって、なんででしょう。

どなたも興味ないでしょうが、7月の作品3点をご紹介しましょう。ご飯の白地には、やはり梅干しが合いますなあ。

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博多で買った、平塚明太子をアプライです。前日の晩飯で、弁当用に残しておいた、おかずが大活躍じゃ。

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そして、男は、梅干しに戻るのである(男子、じゃないよ)。

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コロナが遠因となり、意外な「楽しみ」を発見したわけです。これが、バタフライ・エフェクト、というやつですか・・・って全然違うだろ!と強引なノリツッコミが出たところで、今日はお終いっ。

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飼い猫そら、はエアコンの冷風が苦手なのであります。 [家の猫]

2021年7月25日。

7月22日~25日は4連休でした。関東一円はコロナで「不要不急の外出はするな」とのお触れが出ております。そもそもオリンピックで界隈は交通規制がかかり出かけてもしょうがないわけで、そのうえ35℃近い高温とくれば、ワタクシ、外に出る気などはなっからゼロであります。自宅でマッタリ、飼い猫そら、と遊ぶ毎日を選択であります。

早朝のこと。そらはどこだあ、と見回すと、いました。シーツの固定ゴムを、はちまきのように頭にあてたそらが薄目を開けてこちらを見ています。うはあ。

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寝起きの、ボンヤリした顔のそら。

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それでも、ワタクシが作業机に向かってPCを開けると、素早く右脇にあるプリンターの上に陣取ります。ここはエアコンの冷風が直接当たります。そらはエアコン冷風が苦手なんですよね。

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風の届かないCD棚の手前スペースへ移動すると、そこで、ころりんと転がるそら。

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しばらくすると階段を降りるそらの足音が聞こえます。居間に食事にいったようです。10分ほど経って、居間にいくとソファのうえでピローンと伸びてリラックスしているそらを発見。ゆるい、ゆるすぎる!

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私をみると、反射的に、ころんとひっくり返るそら。これは「撫で要求」でありますなあ。

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家の外は気温35℃で、室内が暑くなっているのでエアコンをつけます。冷風嫌いのそら、どうするのか。場所を移動か?と思いきや、ソファに敷いてあるブランケットの下に入り込み、冷風直撃を回避。なんと賢いことよ!

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こんな調子で、連休中は飼い猫そらに振り回されっぱなし。それが、また楽しいわけですけどねえ。と薄い内容のまま、本日のお話は以上!

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2020 東京オリンピック開会式の日!直前の辞任・解任劇から学ぶこと。 [雑感]

2021年7月23日(金)

本日は、2020 東京オリンピックの開会式の日だそう、です。オリンピックに興味が薄いワタクシ、その事実を知ったのは早朝の葛飾区、交差点の信号待ちで見た電光掲示板でした。

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私の感度が低いだけ、ともいえますが、だってほら、昨日、サッカーやソフトボールの予選やってたじゃん。競技の「後」から開会式するなんて、そんな段取り知らんもん・・・と無理やり、話のすそ野を広げてみました。ちゃんちゃん。

さてワタクシとて、出場選手の努力や頑張りを否定するものではありません。コロナ禍のなか、彼らの思いに応える大会が開催されたことは(開催反対の声があるのは承知しておりますが)、素直に素晴らしい、と思うのであります。

TVのワイドショーをチラ見すると、コメンテーターと称する無責任な世間迎合クソ野郎どもが、結果をあげつらっては鬼の首でもとったかのように政府を責める体たらく。受け狙いの政治批判もけっこうですが、他人の落ち度や失敗を、野次馬的に批判することは誰にだって出来るわけです。オリンピックをやる、となったからには腹をくくって、上手くモノゴトが進み、選手も国民も幸せになれる建設的な進言をしてほしいねえ・・・って「彼ら」に無いものねだりしてはいけません。ちゃんちゃん。

6年も前の事ですが、東京オリンピックがらみでワタクシが食いついた過去ネタといえば「エンブレムデザインのパクリ事件」でしたね。佐野さんというデザイナーが辞任しましたっけ。2015年8月の当ブログ記事、われながら良いコト書いとるわ、と自画自賛してリンクを貼り付けます。

「エンブレム事件」のブログ記事はここ→クリック

ここ1週間。大会開催の直前になってまたぞろ辞任・解任劇が続きましたね。

小山田圭吾さんというミュージシャンを今回、初めて知りました。ニュースによると、この方、過去に雑誌インタヴューで「いじめ自慢」をしていたそう。ちなみに「いじめ告白」という報道がありましたが、告白、には「勇気を振り絞って、真実を吐露」というニュアンスがある(と思う)ので使い方、間違ってませんかね。

昔のコトとはいえ、他人をいじめた(それも、けっこう陰湿に)体験を、武勇伝のごとく語った人物がオリンピックに関わって良いのか?となると「アウト判定」も分からんではないです。

私は、イエス様が「ココロにやましいものが一つもない者は、この女に石を投げるがよい」とおっしゃったとき、石を投げられないクチなので、会ったこともなければ利害関係もない小山田さんを批判・非難いたしません。

ただし、この事件から、学ぶこと、は出来ました。

唐突ですが、ワタクシ自宅作業机の、PC脇に2冊の本を置いています。ウイルスチェックなどの待ち時間にパラパラめくる本で、一冊は「地図」、もう一冊が「ラ・ロシュフコー箴言集」。後者の箴言集(しんげんしゅう)には人間の負の側面をえぐる、皮肉で鋭いアフォリズムが並んでいます。

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ネガティヴ事件のツボを突き、ドキッとさせる言葉が見つかるわけです。切れ味のよい箴言を前に、人間ってやつは・・・と感心しちゃうのであります。

小山田さんの辞任引き金になった「いじめ自慢」には、この箴言がぴったりですね。明日は我が身、気を付けねば。ロシュフコーさんの名言:

われわれは、自分が直そうと思わない欠点を、ことさらに自慢の種にしようとする。

ネットで小山田さんを叩く方々には、この箴言ですかね。

もしわれわれに全く欠点がなければ、他人のあらさがしをこれほど楽しむはずはあるまい。

以上、受け売りなんだけど、自分が良い事言ったような気になって、ドヤ顔で今日はお終いっ。

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ACCEPTの最新アルバム「Too Mean To Die」。安定のACCEPT節さく裂に歓喜の一方、ちょいと気になるのは。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2021年7月。

♪ 良い子が住んでる良い街は~、楽しい楽しいメタル街~ ♪ てなわけで久しぶりのヘヴィーメタルのネタであります。興味のない方とは、ここでサヨウナラであります。パカー!(←ロシア語の「じゃあね」が出ましたあ)

本日のお題はドイツの重鎮、1976年結成のACCEPT(アクセプト)の最新アルバム。といってもリリースは1月ゆえ半年経過してますが「目下」の最新作、つうことでご容赦を。

余談ですが、ワタクシが、新作アルバム(CD)が出たら必ず購入するバンドは、ACCEPT、HELLOWEEN、AVANTASIA(←バンドではなくプロジェクトですが)、HALESTORMの4つであります。前者3つがドイツ系である事からお分かりのように、ワタクシ、ジャーマン・メタル大好き、なんであります。スコーピオンズ、ブラインド・ガーディアン、(方向性は違うけど)ラムシュタインも聴きますが、全アルバムを買うぞ、となるとそれなり金銭も必要、なので思い入れの強い、ACCEPTだよね~、ってこと。おお、さっそく話が脱線した。

紹介する新作のタイトルは、Too Mean To Die

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ジャケットイラストは、メカゴジラならぬメカ・スネイク。日本の超絶技巧工芸品「自在置物」みたいね。それだけで嬉しいぜ(って、どんな喜び方だよ)。

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さて、アルバムタイトルの、Too Mean To Die。どういう意味ですかね?Meanという単語は「意味する」とか、数学の「平均」だね、くらいの理解であり、形容詞だとナンなのよ・・・とネット辞書をひくと、驚いたことに「卑劣な」「下品な」「けちな」「意地悪な」「みすぼらしい」「見劣りする」といったネガティヴ・タームのオンパレード。Mean、という単語にそんな裏の顔、Bad Meaning、があったとは。

そういえばヴァン・ヘイレンのアルバム「Fair Warning」に「Mean Street」という曲があり、危険地帯という意味だったなあ。エディさんの弾くスラッピングのイントロがカッコ良いんだよね~と、またぞろ話が脱線した。(マーチン・スコセッシ監督の映画「Mean Streets」も書きたいけど、さすがに控えましょう)

ACCEPTのアルバムタイトル「Too Mean To Die」はとりあえず、卑劣すぎて死ねないぜえ、くらいに受け止めておきますかね。ちゃんちゃん。

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長い前置きでした。やっと、新作の内容について書けます。

10年ほど前。マーク・トーニロさんがシンガーとして加入し、劇的復活をとげたACCEPT。復活後は本作を含め5枚のアルバムを発表していますけど、個人的には「Too Mean To Die」が最高傑作だあ!と感じいった次第です。

なんたって全体にポジティブなエネルギーが満ちている。復活後の彼らのアルバムは、年をおうごとにダークな空気が支配的になって、いまいち乗り切れなかった私です(それが嫌ならACCEPTを聴くなよ、という反論もありましょうが)。

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いっぽう本作。収録楽曲は、良い意味でキャッチーで、勢いとメリハリ(ヴァリエーション)があって、しかもそれがワタクシのようなオールド・ファンの「許容範囲」にもミートしている。全曲に、いわゆるACCEPT節が聞き取れるわけで、結果、11曲トータル52分を中だるみなく、ワクワク気分のまま聴きとおすことが出来ました。

バンド結成時からの唯一のオリジナルメンバー、ウルフ・ホフマンさんのギターは相変わらずツボを心得ているし、マーク・トーニロさんの塩辛声は衰え知らずで、むしろ絶好調でございます。ウドさんにできなかったクリーン・ヴォイスの歌唱も見事であります(1曲のみで披露という節度も良し)。

80年代の名作「Balls To The Wall」「Metal Heart」を愛するワタクシながら、今は、ウドさん時代よりも、2010年以降のトーニロさん時代つまり復活後ACCEPTを、むしろ深く愛しているのです。はい。

本作で、強いて「惜しい」と感じた点を挙げれば、曲順ですね。

冒頭1曲目「Zombie Apocalypse」は(ACCEPTにしては)軽快なスピード・チューン。悪い曲ではないのですが、腰高でACCEPTのアルバム幕開けにはチョット・・・と感じる次第。1曲目は彼らの特徴である、這うような中低音域中心のメロディラインに、軍隊調勇壮クワイア(コーラス)を盛った曲をぶちかましてほしい。

私なら4曲目の「No Ones Master」か、3曲目の「Overnight Sensation」を冒頭に置きますけどねえ、などと外野が好き勝手をほざいてはいけませんな、スイマセン。でもね(としつこく言う)曲順って大切じゃありませんか。ゲイリー・ムーアさんの「Wild Frontier」は1曲目が「Over The Hills And  Far Away」だから名盤なのであって、もしあれが・・・おおっとまた話が脱線だ。そろそろ収拾つかなくなったので、ACCEPTのハナシはここまでとしましょう。

さて次回は、6月発売済みの、Helloweenの新作について書きましょう。誰が何と言おうと、マイケル・キスクさんと、カイ・ハンセンさんのバンド復帰(?)はジャーマン・メタル大好きなワタクシの血をたぎらせるのである!よし、今日は寝る前に、93年リリース「Chameleon」を聴くぞお!・・・って、よりによって、それかよ!とマニアックなノリツッコミが出たところで今日はお終いっ!ちゃんちゃん。

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札幌で食べた美味いもんは、ラーメンでも、海鮮でも、ジンギスカンでもなく、これ! [旅]

2021年7月。

先週の札幌出張中(7月14日~17日)のこと。大通公園近くのビルで、午前中の会議を終え、ホテルへ戻る途中、空腹がピークに達したのであります(朝飯を抜いたのが失敗ですね)。地下鉄大通駅の界隈で、サクッと食事をとることにしました。

札幌といえば、ラーメン、スープカレー、寿司、海鮮丼、ジンギスカン等等、おいしい食べ物に事欠きませんが、千葉県在住ながら、出身が札幌つうワタクシ。観光客のように、無思想に北海道名物に流れることはございません(きっぱり)。そのとき食べたいモノを見極めるわけです。結果、私のココロは「スパゲティ・ナポリタン」を求めていることが判明。ならば、あの店じゃ・・・と、オートマティカリーに足は大通西5丁目へ。地下鉄駅と直結の地下1階レストラン街に到着です。

やってきたのは渋い店構えのこじんまりした喫茶店。「シャノワール」なる店名、意味は全く分かりませんが語感が良いですな。いずれにしても入りたかったのは、こーゆーお店です。

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店頭ボードに、スパゲティ・ナポリタンを掲げているところが、嬉しいじゃないですか。

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入店が13時過ぎだったので、ランチのお客さんは撤収したあとのよう。奥のテーブル席へ座り、昭和時代を彷彿とさせる店内を一望、過不足なき予定調和のたたずまいを味わいます。

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注文したのは、もちろんスパゲティ・ナポリタン、食後コーヒー付きで税込790円。こちら、であります。

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ケチャップどっぷりのウエッティな外観からして堪らん。ソーセージ、玉ねぎ、ピーマン、という王道具材がたっぷりなんであります。

食してみれば、いい塩梅に酸味がきいております。麺のゆで加減、具材の炒め具合もちょうど良し。ここにタバスコと粉チーズを振りかければ、この安心感は何じゃ!とニンマリのワタクシでした。

ひとり札幌でいただくスパゲティ・ナポリタン。好きなものを、好きなときに、好きな場所で食べられる、これを幸福と呼ばずしてなんと言おうか!・・・と、ランチでここまでハッピーになれる自分は、なんて単純でしょう。以上で、某日の札幌での昼飯話はお終いっ。

時間が前後しますが、この日の早朝。豊平川(とよひらがわ)の河川敷を散歩しました。

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無風・晴天、穏やかな川面の光の反射が美しく、こうゆう、どこにでもありそうな「普通の景色」大好きのワタクシは、ここでも幸福をかみしめていたのであります。

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土手ごしに見えるのは、日本清酒さんの醸造所。看板商品「千歳鶴」の文字が陽の光にまぶしい。よおし、今晩は、ホテルの部屋で日本清酒さんの辛口名酒「柴田 純米吟醸」をひとり呑みじゃあ!と決意したワタクシでありました。本日は以上です。

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映画館で遭遇した出来事。職業人(プロ)のレベル低下はじわじわ進行中? [雑感]

2021年7月。

暑い暑い、と口に出すほど、いっそう暑く感じますが、実際、暑いから仕方ない!のです。7月15日、16日、17日、と札幌に滞在のワタクシ、北海道とは思えぬ連日30℃超えの気温にぐったりでありました。

某日。ホテルの部屋に洗濯物を干すと、クーラー期待で市内のシネコンへと移動。公開されるとつい観てしまうリーアム・ニーソンおじさん主演のアクション映画を拝見しました。今回、おじさんの役どころは、元・銀行強盗でして、映画タイトル(邦題)は「ファイナル・プラン」。私は、原題の「Honest Thief」(正直な泥棒)のほうが全然良いと思いましたが。

さて、本日述べたいのは、映画の内容ではございません。映画館で起きたデキゴトであります。

そこで働く方々を貶めるつもりはありませんけど、「給料もらっている職業人(プロ)が、こんな体たらくだっけ?」と驚き、そして呆れたんですね。

何か起きたかをご説明します。映画館では、本編上映の前に、予告編だのCMだのお知らせだのが流れるでしょう。しかし私がいた会場では、音声は出るものの、スクリーンが真っ白、よーするに「映像が映っていない」のでした。スイッチの入れ忘れなど、操作ミスは誰にでもあります。まだ本編は始まっていなので、私は憤るわけでもなく、席を立って、受付近くの従業員の方に「シアター〇の映像が映っていませんよ」とお伝えしました。

しばらくすると、スタッフさんが劇場にあらわれ謝罪した、までは良いのです。問題はここから。「装置の不具合と思われます。復旧にしばらく時間がかかります」と言うのですな。

その時点で、本編開始の時刻まで数分という状況、すなわち、上映が遅れます、つう話なんですね。結果をいえば、マシン修理(?)に10分程度を要し、その分の10分遅れで映画は始まりました。

私は何を考えたか。えらそーに言いたくないけど、従業員さんたちにはこう申し上げたい、

あなたたち、プロとしてどうなのよ?

だってそうでしょう。映画館とは「映画の上映」を目的とした施設です。スクリーンに映像が映らないのは、致命的です。ならば予告編開始時点で、音声と映像がきちんと流れたことを人間(職員)が確認すべきでしょう。スイッチを押したので、あとは勝手に機械がやるでしょ?といわんばかりの、ずさんな仕事。これまさに

雑の極み、

でありましょう。どうなっているのじゃ、と申し上げたい。私の2席前に座っていたお客さんは「上映開始が10分程度遅れる」というアナウンスを聞いて、席をたって出ていきましたもんね。終映にあわせ、別の用事を入れていたのでしょう。ほらね、もっと早くに従業員自身で映像を確認していれば、こんな迷惑は避けられたわけです。

ついでに申し上げれば、映画が終わったあと、とくに従業員から「お詫びのコトバ」はありませんでした。機械の故障ゆえ誰が悪いわけでもない・・・とはいえ、遅延したのは事実でしょう。におってくるのは「10分遅れたくらい、謝る話でもないよね」つう、安易な、たかをくくった感じ。その、当事者感の欠如が、私の気持ちを萎えさせます。

限られた人員で、すべてを完璧にこなすのは無理なのでしょう。しかし、ならばこそ内容・作業手順に優先順位を設け、重要ポイントはしっかり確認するよう、マニュアルを整備すべきと感じます。

いかがでしょう?ユナイテッドシネマ札幌さん?

思えば似た話はいくらでもありますな。「職業人(プロ)として何を押さえるべきか」を意識もせず、やっつけ仕事を繰り返す輩はどの業界、どの組織にもいます。この先、日本はどうなるのやら・・・と、おおげさに嘆いたところで今日はおしまいっ。

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美しき猛毒ドクツルタケ。バッタリと倒れていたのが残念ですが・・・。 [きのこ]

2021年7月。

梅雨の後半戦。雷を伴う大雨の翌日に、良いサイズのきのこが生える事を経験的に知っているワタクシ。当然、早朝ご近所散歩の目的は、きのこウオッチングであります。自宅裏手の緑地は、木々の葉がうっそうと生い茂って、ちょっとしたジャングル・テイストでございます。

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散歩開始から5分。さっそく本日のメインネタに遭遇であります。

泣く子も黙る猛毒きのこ、美しき、ドクツルタケ!・・・ですが、哀しいかな、かさを下にして斜面に倒れております。雨が多く地盤がゆるかったためでしょう。可哀そうに。

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実物には触れず、眺めて写真を撮るのがワタクシのきのこウオッチングの基本。しかし今回は、救助の意味もあってドクツルタケを手にとります。おお、汚れなき真っ白なお姿が美しい。サイズも良いです。

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上から眺め、

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下からも眺め、

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そのあと食べる・・・わけないですね。食べたら私は死んでしまいます。猛毒ですよ、猛毒。

と、のっけから大物登場で、後のハナシには添え物感が漂いますが、他案件も軽くご紹介しましょう。定番のテングタケ。

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こちらはタイプ違い。わらわらと群れている感じが楽しいですね。

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朽ち木の幹についたのは幼菌でしょうか。あるいは、ヒラフスベかな?

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と、ご近所の緑地で、1時間ほどきのこウオッチングを堪能したところで、本日は以上!おっと、冒頭紹介の倒れていたドクツルタケの件。かさを上にして斜面に立てておきました。さかさまの体勢だと、頭が痛くなりますもんねえ・・・って、きのこだから、そりゃないか。以上です。

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映画「ゴジラVSコング」。極私的ツボは、小栗旬さんの恍惚白目演技と、Judas Priestの名曲であります。 [映画]

2021年7月11日(日)。

9日~10日と九州出張していたワタクシ。昨日は博多で3時間ほどの空き時間があり、じゃ映画でも観っか、と、T―ジョイ博多(博多駅併設のシネコン)の上映スケジュールをチェック。ぴったりの作品を見つけて拝見です。こちら、でございます。

ゴジラ VS コング。2021年アメリカ映画。題名まんまの、世界最強怪獣(?)たるゴジラとキング・コングが戦う、つう単純明快ストーリー。感想は、といえば「ぜんぜんアリ。十分に面白かった!」。そう、勝手な期待や思い入れから、この手の映画にケチをつけるやつぁ観なければ良いのじゃ。大金かけたCG映像を大画面で楽しめはハッピーなのですよ。わははは!であります。

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超メジャー映画のストーリーを、ワタクシごときが、なぞってもしょうがないので、みっつの極私的ツボについて書いちゃいましょう。

ツボその1「前提条件、早っ!」の潔さに拍手

〇〇VS〇〇、という映画は過去にも多々ありました。エイリアン VS プレデター。ジェイソン VS フレディ。バットマン VS スーパーマン。猪木 VS モハメド・アリ・・・は、ちょっと違うか。「VS映画」なるジャンルが出来るくらいの物量ですな。両方のファンを取り込もうという製作会社のえげつない算段も見え隠れします。

さて、VS映画の何が難しいか、というと「両者が戦う必然」「闘いに至るまでの経緯」を観客に納得させること、ですよね。唐突に闘いが始まっても観客は「?」ですもんね。とはいえ、前振りをダラダラ描いていては、映画がだらけ、肝心のバトルシーンがおざなりになってしまう。

この難題に「ゴジラVSコング」はどう応えたか。いやはや、驚きました。ゴジラとキングコングが戦う理由を、有無を言わせず、冒頭で、こう言いきっちゃうんですね。

彼らは、昔からの宿敵だった!

・・・ん?そんな話、あったっけ?という疑問など許されるはずもなく、物語はその前提ありきでじゃんじゃん進行するのであります。なんという潔さ。なんというスッキリ。宿敵なんだから出会えば戦うよね~。ダイオウイカ VS マッコウクジラ。ハブ VS マングース。・・・てな、強引すぎる納得誘導が、むしろ心地よいわけです。ちゃんちゃん。

ツボその2: 小栗旬さんのナイス恍惚演技

日本が誇る名優、小栗旬さんの、白目をむいてブルブル震える恍惚演技は必見でしょう。白目が怖い映画といえば、即座にサム・ライミ監督「死霊のはらわた」が思い浮かびます。あちらは、おそらく俳優が白いコンタクトレンズをはめて死霊を演じたのでしょうが、小栗さんにそんなギミックは不要。生身の白目(という表現も変だけど)で迫力抜群です。謎のちょびヒゲと相まって、ご面相は完全に死霊を超えました!パチパチ。

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ツボその3: ロブさん、サイコー!万歳!!

実はこれを一番言いたかった。ジューダス・プリースト(JUDAS PRIEST)の名曲が、劇中で使われているのであります。ゆえに本作はヘヴィー・メタル好き野郎のツボにはまること間違いなし。ただし、曲の使われ方としては「アイアンマン」におけるAC/DC「Back in Black」、「フルメタルジャケット」におけるローリング・ストーンズ「Paint It, Black」、「ドラゴン・タトゥーの女」におけるツェッペリン「Immigrant Song」といった、主役級扱い、ではなく、クルマのオーディオから流れてる曲、つう、あまりに軽い扱いです。そこに、拘ってもしょうがないですが。

なんたってロブ・ハルフォード御大の歌う「Breaking The Law」ですよ。サビの一節が耳に入っただけで、舞い上がったワタクシです。曲が収録されているアルバム「British Steel」(1980年発表)は、ワタクシが深く愛するメタル・レコードの1枚であります。そして驚いてはいけません、当時、ロブ御大には頭髪があったのです・・・って、言うに事欠いて、そこかい!

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以上、ゴジラとコングの闘いの顛末については、とくに記載せず、ヘヴィメタ愛を語ったところで今日はお終いっ!

おっと書き忘れた。映画を観終わったあと、ワタクシは、博多駅の地下飲食店街に移動。「因幡うどん」さんで「天ぷらうどん 税込み690円也」をいただきました。安定の味わいに、危なく白目をむいて昇天するところでした。ちゃんちゃん。

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映画「Mr.ノーバディ」。オデンさんのぶち切れ大暴れに溜飲が下がります。 [映画]

2021年7月4日(日)。

ここ数日の関東は、長雨でご近所散歩も出来ない有様。そこで本日は、クルマで市内のシネコン(イオンシネマ妙典)へと向かい、久しぶりに「映画館で」映画を拝見しました。前回(数か月前)に来たときは、観客どうしが隣り合わせないよう、一席ごと使用不可席がある程度だったのが、いまや席と席を隔絶する立派な「木枠の仕切り」までついておりました。シネコンの方、コロナ対策にはご苦労されてますなあ。

さて、本日拝見した映画です。7月7日で上映終了なので、ちょいとあわてた次第。

「Mr.ノーバディ」。2021年アメリカ映画。なんじゃ?そりゃ?と思う方もいるでしょうけど、この手のブットビ映画に、説明は野暮の極み、つうもんでしょうなあ。

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・・・と言い体、何も書かないとブログ体裁が保てないので、アウトラインを書きます。妻と2人の子をもつ4人暮らしの、さえないおっさんサラリーマンが主人公。職場の同僚、隣人、家族からもバカにされる気弱な、ごくふつうのオジサンですが、ある事件をきっかけに溜まった怒りが爆発。その展開、無茶すぎる!という観客の思いなどお構いなしに、映画後半、なんとオジサンはロシアン・マフィア相手に大激闘を繰り広げるのであります。

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コロナ禍、梅雨の長雨のうっとおしさを吹き飛ばす「な~んにも考えずに楽しめる(?)映画」つうことで、未見の方は、すぐにでも映画館に向かうように・・・って、オレは配給会社の回し者かっ!

ところで、主演のボブ・オデンカークさんはワタクシと年齢が同じ60歳目前、筋金入りのオヤジです。私は彼の元気を見習うつもりないけどネ。そうそう、オデンカーク、というラストネームには、日本の誇り「おでん」とのつながりが感じられます。和風だしの味わいが漂います。もしや映画前半のダメおやじっぷりは、日本のオジサンを参照したのでしょうか・・・なわけ、ないか。

話が脱線しました。映画については私の拙いコメントより予告編でご納得ください。そう「ネコちゃんのブレスレット」は大切なのであります。本日は以上!


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飼い猫そらは、いつでも、どこででも、撫でてほしい甘えん坊なのであります。 [家の猫]

2021年7月。

関東の緊急事態宣言が、蔓延防止なんとやらに移行したから、つうわけではないけど、6月末から地方出張シゴトが増えて、在宅時間が少なくなりました。某日のこと。岡山県出張で3日ほど家をあけ、自宅に帰ってみると、ワタクシを待ち受けているのは、飼い猫そら、であります。ドーン。

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そらが座っているのは、2階へあがる階段の途中。私を待ち伏せしているのです。目が合うと・・・

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ごろんとひっくり返って、さあ、ここから甘えん坊ぶりを発揮ですよ。下写真は、「撫でて!」要求のポーズであります。

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行く手を阻まれたワタクシ、そらの言いなりになるしかありません。どれどれと、のどもとを撫でてやりましょう。

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うはあ、そんなに気持ちが良いのか。とろんと、とろけるそら、であります。

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とはいえ、いつまでも階段の途中にいるわけにいかず、そらを、ヨイショとまたいで2階自室へ移動するワタクシ。私の逃亡に気づいたそらは、素早く起き上がると先回りして廊下で待ち伏せです。瞬間移動か!?お前は、ジャンパーか!(←しょうもない映画でしたなあ)

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部屋についてきたそらは、お約束のように、またぞろ、ころりんとひっくり返ります。

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うーむ、さっき十分に撫でたじゃん!と無視を決め込みたいが、そらの甘え行動に弱いワタクシ。今度は首周りを撫でてあげましょうかね、ほれほれ、気持ちいいのかい??・・・って、私は、そらの家来かよ!

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とまあ、こうしてスポイルし続けた結果、すっかり甘えん坊になってしまった、そら、でした。でも可愛いから許す!おお、なんと単純な結論であろうか。本日は以上です。

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