HALESTORM、Nightwish・・・女性ヴォーカルのハードロック/ヘヴィメタルに痺れる日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2018年3月。そうだ、3月といえば確定申告・・・と前回記事のネタを繰り返してはいけません。

つうか、前回(3月3日付け→記事はここ)、ワタクシは、確定申告の件などではなく、ハードロックについて書こうとしていたのでした。あまりのテーマの違い。オレ、完全にアホじゃんか。

本来書きたかったネタは、確定申告書類を作りながら久しぶりに聴いた、

ハードロック/ヘヴィメタルのバンドが、めちゃくちゃ良かった!

という件であります。

なんとなーく、この日、女性ヴォーカリストのバンドによるCDを棚から引っ張り出したのでした。聴いたワタクシは唸った。そのバンドが好きだから買ったCD(2015年発売)だけど、改めて聴き、うおお、こんなにも素晴らしかったか!と感動アゲインなんであります。

1998年結成のアメリカのハードロックバンド、HALESTORM(ヘイル・ストーム)です。バンドのフロント・ウーマン、リジー・ヘイルさん(32歳)の歌声が、ものすごいインパクトなのである。

Halestorm01.jpg
13歳でバンド結成、20年間歌っているだけあって(年数は関係ないけどね)、歌にこもるエモーションがハンパないのであります。ハードロックというと、ややもすると勢いで騒ぎたてるヴォーカル・スタイルの多い中、リジーさんの一曲一曲への情感に、ブル――ッと痺れてしまうのであった。

現時点での最新アルバム「Into The Wild Life」(2015年)は、過去2作と比べ「勢いが落ちた」とケチをつけるリスナーもいるようだが、ワタクシのフェイバリットなのである。

Halestorm02.jpg
ハードロックに疎い御仁も、下に掲げるパワー・バラード「Dear Daughter」(2015年)を聴けば、HALESTORMの、つうか、リジー・ヘイルさんの素晴らしさに開眼するのでないでせうか。



似たタイプの曲ですが「Break In」(2012年)も大変にヨロシイ。



というわけで、HALESTORMのニューアルバムが、早く発売されないかな~と心待ちにしているワタクシなのであります。

ここで急に別のバンドのハナシです。

HALESTORMとの共通点は女性シンガーを擁する点だけで、音楽もステージスタイルも違いますが、北欧が世界に誇るヘヴィメタルバンド、Nightwish(ナイト・ウィッシュ)であります。このバンドを世界的に有名にしたヴォーカルの、ターヤ・トゥルネンさんは、ずいぶん昔(10年以上前?)にバンドから解雇されましたけど、私はターヤさんの時代が一番好きですね。こちらは2002年発売のアルバム「Century Child」。まさにバンドが昇り調子だったときの作品です。

Halestorm03.jpg
ヘヴィメタルに「オペラ声」を持ち込んだことで、バッシングも多かった(らしい)ですが、バンドの世界観と相まって実にしっくりくるのです。その後に登場する、EPICAなどのバンドは、Nightwishがいなければ生まれなかったでしょうねえ。というわけで、Nightwishによる、ミュージカル「オペラ座の怪人」のメインテーマの動画をくっつけて、今日の記事はお終いっ!です。



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しのぴぃ

こんにちは。
以前スポーツジムでボディパンプという筋トレのクラスに出ていたとき、かなりハードなオペラ座の怪人が使われていたことがあってとても気に入っていました。
まったく別物のコラボは新鮮な魅力ですよね。
YouTubeを見て(聞いて)久しぶりに血沸き肉躍る感じです☆
by しのぴぃ (2018-03-08 06:32) 

門前トラビス

To しのぴぃ様、コメントありがとうございます。
「オペラ座の怪人」はメインテーマ以外の楽曲も、名曲揃いで、いろんな人たちがカバーしていますよね。ひとつ言えるのは、聴かせるためには、シンガーにかなりの歌唱力が必要ってことですね。
探せばまだまだ良いパフォーマンスがあるかもしれません。ふふふ・・・
by 門前トラビス (2018-03-11 08:07) 

もっち

こんばんは、初めまして。時々ブログ見させていただいてます。私のほうが数年年下ですが、オーディオやってる人のブログを何気なく探してたら、興味ある記事見つけたので..
クラシックはわかりませんが、メタルは好きなので、ヘイルストームとか、ウィズインテンプテーションやディレインの他、北欧系も好きです。出張記事も楽しく見させていただいてます。
by もっち (2019-11-28 19:20) 

門前トラビス

To もっち様、コメントありがとうございます。
これだけ女性進出著しい21世紀においても、ハードロックやヘヴィメタルにおいては、女性ヴォーカリストを擁するバンドは、なんとな~く「キワモノ」つうか「亜流」っぽく扱かわるのが不満ですね。
ヴィジュアル優先の女性ポップ(?)バンドが氾濫しているのも事実ですが、実力派もちゃんといるのに・・・と思ってしまいます。
その意味でも、ヘイルストームには、ホント頑張ってほしいですねえ。
by 門前トラビス (2019-12-03 03:17) 

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