巨大鍾乳洞 秋芳洞(あきよしどう)のスケールにびっくり、の日。 [旅]

8月末に某学会で山口へいった話を先日のブログ記事に書きました。このとき山口県の名所、巨大鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」へ寄ったレポートであります。いやあ、スゴイとは聞いてましたが、これほどのスケールとは・・・。

ちなみに、秋芳洞、の読み方ですが、「しゅうほうどう」かと思ってたら、「あきよしどう」が正しいそうです。ふーむ、勉強になったわいな。

宿泊していたホテル前の路線バス停から、「秋吉台(あきよしだい)」行きのバスに乗ると、ほどなくして秋芳洞バスターミナルへ到着。なんと楽ちんなことよ。看板に導かれるまま、おみやげ屋さんの並ぶ観光所的路地を進みます。鍾乳洞への期待が高まります。

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切り立った岩壁に、裂け目があって、これが秋芳洞の入口なんですね~。語彙貧困ですが、まじスンゲーです。洞窟から流れ出る冷水のため、入口から遥か手前も周囲はひんやりと寒く、自然のエアコン・パワー、恐るべしです。

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鍾乳洞に入ると、予想に反して内部は広々しており頭を下げる必要、全くなし。天井高さが10メートルくらいあって(暗くて良く見えないけど)巨大トンネルですから。通路の脇は大きな川というか池になっていて、水蒸気ならぬ、冷えミストがあたりを漂っています。おお涼しい。。。

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ぼんやりした照明のなかに浮かび上がるのは・・・出ました、鍾乳洞といえば鍾乳石。1センチ伸びるのに何百年、とかいう、アレですな、アレ。天井からツララのようにザクザクと伸びているのであります。かなりワイルド。この異次元風景どっかで観たような、そうか映画「エイリアン」の冒頭シーンですね。エイリアンの卵があっても、顔を近づけないように気をつけねば・・・。

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10分ほど歩くと、さきほどの巨大トンネルとは様子が違ってきて、洞窟の幅と高さが狭まってきます。アップダウンが激しくオーバー50のオッサン(私です)には厳しいぜ。しかし、見どころはこのあたりに集中しているので、気合を入れ直します。おお、なんたる不思議な造形。上下に鍾乳石がつながった一本柱、お見事。いったい何万年かかってこうなったのか。。。

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そして秋芳洞のハイライト、黄金柱(おうごんはしら)。幾筋もの鍾乳石が滝のようにまとまって、高さ10メートルくらいの巨大柱を形成しています。近づくと、一本一本の筋の表面が細かく凸凹しているのが味になっています。とにかく、すごい迫力です。

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不可思議な造形はほかに多数ありましたが、私の写真テクでは捉えることが出来ず、掲載できないのが残念。とはいっても他人の撮った鍾乳石の写真なんてつまらんでしょう。興味のある方は、実物をご覧になるのが一番。このスケールですから、来て失望することはないです。洞窟なので雨降っても平気だし。

さて秋芳洞まで来たのだから、絶景の誉れ高い「秋吉台(あきよしだい)」という平原を眺めようか、と思いましたが時間余裕もなくバスからの眺めで良しとしました。このテキトーさが良いなあ、オレ。

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鍾乳洞というところに今回初めて足を踏み入れ予想以上の感動でした。どうやら沖縄にも大きい鍾乳洞があるらしいから行ってみようかな。。。注意事項としては「エイリアンの卵があっても近づくな」ってことですね。嗚呼。

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